書評:ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活 2巻の感想

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第2巻を読みました!

第3巻が2月25日、本日に発売されるということでどうにか追いつきましたね。

では感想を書いていきますー。

■引き続き

読みやすいですね。

読みやすいという表現を変えると、記憶に残りやすいです。

転生物は話の展開が速いことが多いので展開が速くてよいです。疲れたときなんかに読むのには最適ですね。

でもその分忘れるのも早いんですよ。

割とめんどくさいところすっ飛ばしてご都合主義な感じで進めると、過程がしっかりと積み重ねられないので忘れちゃうんですよ。

丸暗記は難しいですが、理由も含めてなら覚えやすいですよね。

「ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活」はそのあたりがしっかりとしているので、記憶に残っています。

■反面

カタルシスがもう少し欲しい!強い敵を倒すとか、大成功するとか。

そのあたりが実現されてしまうとミサキが望む静かにくらしたいというところが揺らいでしまいますからねえ。

そういう山場が無しにサクサク読ませるのは、文章のつくりがうまいからなんですかね。

限られた食材で生活を豊かにする、という部分が何となく「いきなり!黄金伝説」風でよいですね。

「Dash村」にも通じる感じです。

感想を書き始めて改めて思ったのですが、大きな展開がないので感想が書きにくいです!

戦闘もあるのですが、派手な展開になるというよりはその世界観を知るような内容になっています。

大きな展開がなかなかないので、お話の中の神様の方たちも業を煮やして恋愛要素を入れようとしているのですかね?

そのあたりをにおわすところで2巻も終了してしまいます。

■発刊期間

2巻が2019年6月3日に発売して、3巻が2020年2月25日ですか。

1巻あたり8カ月ですね。

ぜいたくを言えばもっと早く出てほしい!

でも、今くらいじっくり書いているのであればこのペースなんですかねえ。

じっくり練られた内容は変えてほしくないので、うーむー。

■次巻以降に期待すること

存在だけは出てきているお兄ちゃんがどんな人かが気になります。

どんな感じなんですかね。

割と知識が深い、物知りな人なイメージがありますが。

こういうキャラクターは良い意味で裏切られるといいんですよね。

ちょっと張っちゃけた感じだと面白いかと思います。

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