炎上しているチームへヘルプで入るということは多いです。
そんな際にはこんなことを気を付けるといいですよ、ということを書いておきます。
■いきなりゲームの全貌を理解しようとしない
全体を理解しようとすると難しいです。
これやりがちなんですが、やめておいた方がいいです。
最初に「どんなユーザー体験を実現したいか」というものを決めて進んでいくのが理想です。
そしてそれを理解するのが開発理解への近道です!
でもそれがちゃんとやれているならヘルプを必要としたリハしないものです(苦笑)
最初に決めてても違うものになっていることも多いですしね。
それをどこかに書き残してあることも稀でしょう。
チーム員が何となく理解しているにすぎないことを「教えてほしい」と言って難しいですよ。
ある人は半年前の方針、また別のある人は3カ月前の方針を説明してくれて悪気はないのにあなたが混乱することは必至です。
■完璧に理解しているものを作ろう
どれか一つだけでもいいので完璧に理解しているものを作りましょう。
出来ればチームの誰よりも。
途中から加入しているのにそんなのあるはずない、と思うかもしれませんが何かしら抜けているものがあるはず。
考慮漏れだとか誰も作業に入れていないだとか。
一つでもそういったものがあると頼りにされます。
それがあるとそれをきっかけに他の仕様も理解できたりします。
そこで初めてこのゲームがどういったコンセプトなのか、ということが理解できるようになるしそれに対してのアクションが起こせるようにもなります。
完璧に理解している部分がないと何を言っても説得力がないですし、具体的な行動も起こしにくいでしょう。
実際「この人長いことチームにいる割には活躍できていないな」という人は大概、詳しいものが何もない人だったりします。
これらはヘルプで入る人もそうなのですが新卒で製作途中のチームに入る人にも有効かと思います。