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ゲーム開発における議論(ディベート)能力の重要性

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今回は議論の重要性の話をしたいと思います。

以前にも書いたのですが、何か難しい物事を進めるためには議論の能力が必要です。

現状の組織で問題なっているような問題は、誰が聞いても正しい解決方法なんてなくて当たり前なんです。

  • こういった方針で進めているから正しい、間違っている
  • こういう面では正しいがこういったリスクがある

そういった「条件付き採用」になるはずなんですよね。条件付き採用を決定する際に議論は必ず行う工程になります。

ネットで注目を集める記事は割とわかりやすいものが多いです。

単純化されていて理解しやすい。確かにこの方法なら私にも実行できそうだ。

そういったものに飛びつきたくなるのはわかりますが、実際は役に立たないことが多いです。

組織課題を解決するためには

  • 組織特有の個別の問題の把握
  • 一般的な解決方法と組織特有の条件を踏まえてどう変更するか

という視点が大切です。

それを行うために「議論」が必要なんです。

■私が言っている議論とは

ブレーンストーミングみたいなものでしょうか?

似ているところもありますが違います。

ブレーンストーミングは否定的な意見を出しませんよね。だから豊富な意見が出てくる。

議論は否定的な意見も出します。

良い解決方法が出たとして、それに対するリスクを洗い出し、それでもその案で進めるためにどうするかを考えるのが議論です。

ブレーンストーミングは技術がなくてもできるんですよ。技術がない人でもできる形式がブレーンストーミングです。

議論は技術が必要です。

  • 周りからの否定的な意見がそのまま不採用になるわけではない
  • 自分の案に対して否定的な意見が出たときに、否定されたわけではなく自分の意見をブラッシュアップしているととらえる
  • 条件、状況に合わせて相対的な採用判断を行う

といった技術が必要です。

■否定的された意見がそのまま不採用になるわけではない

実際の状況は様々じゃないですか。

普通に考えたら間違っているような結論であっても採択しないといけないことはあるわけです。

「忙しいのでメールを読むのをやめましょう」というのは乱暴な意見ですよね?

それでもメールを読んでいて結局スケジュールが遅れてしまうのであれば、読まないと結論付けたほうがいい場合もあります。

■自分の案に対して否定的な意見が出たときに、否定されたわけではなく自分の意見をブラッシュアップしているととらえる

日本人はこれが一番下手くそですよね。

あと偉い人が言った意見に対して否定的な意見が言えない。

問題に対する打ち手なんて100点のものなんかなかなか出せません。

否定的な意見を取り入れて対応することで1点ずつ上がっていくわけです。

■条件、状況に合わせて相対的な採用判断を行う

これも日本人は苦手ですよね。

相対的判断っていうのは比べて判断するということです。

青と赤、どちらが橙色か?

絶対的判断ならどちらも橙色ではありません。

でもどちらかを選ぶということであれば橙色のほうが赤じゃないですか。

数学は絶対的判断を勉強するんです。

国語は相対的判断を勉強するんです。

「文系は作者の気持でも考えてろ」、っていうあおり文句がありますが大学入試に出てくるような国語の問題は、ちゃんと相対的に考えて作者の気持が推測できるように作られています。

なのでそのあたりの訓練ができていないと、そもそも議論が難しいわけですね。

3日前まではA案だったが、今日になったらB案だ、っていうことはあるわけですよ。

条件も状況も変わるわけですから。

それに対してぶれているとか言い始める人もいますよね。

そういったわけのわからない意見に振り回されずに判断をしていく必要があります。

■海外が学歴社会なのは

議論の能力とかが大学で学ばされるからです。

日本は議論を嫌いますよね。

周りを推し量るやり方は、多様性がない状況であれば有効なことも多いのですが、多様性が多い今では対応できない場合が多いです。

学歴がない = 議論の能力がない = 物事の解決能力が低い = 学歴が低い人が重用されない

ということです。

■課題の解決

組織課題を解決したい、って思うことは多いですよね。

A案を採用しましょうよ!みたいな話になるわけです。

それに対してBというリスクもあるしC案も検討したら、みたいなことを問いかけます。

そうすると、なんでせっかく意見を出したのに否定するんですか!A案でいいじゃないですか!みたいな話になりがちです。

じゃあもういいです!みたいになる人もいますよね。

組織課題の解決に関してはそんな単純なことではすすめられないんですよ。

組織課題を解決したいっていう人は多いです。

じゃあそのためにおぼえないといけない知識の習得や、練習をしないとね、っていうと途端にみんないなくなってしまいます。

まあ100人いたら1人くらいですよね。

だから組織課題の解決は難しいし、結果を出せる人は限られているわけです。

それでもやりたい人はまずは議論の技術を磨いてください。

1週間に1回2時間くらいの議論を行い、それを1年間続ければできるようになりますかね。

簡単に身につくような能力で解決できる問題なんて限られています。

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