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【この接待、百害あって一利なし ゲーム業界お仕事マンガ】『チェイサーゲーム』第37話 ラストリコード(4)感想!

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さあ、今週の更木さんのコーナーです!

いやあ。飛ばしていますね。

今週は更木さんのプロデューサーとしてどうかという部分を合わせてチェックしていきます!

■うちの会社でゲーム化しているんだよ!

うーん、この発言は個人的にはアウト!

自社IPならともかく、漫画作品というのは原作者さんや出版社さんたちの大切な財産です。

酔っぱらって飲み屋の人に話していてはだめですね。

開発するということが一般公開されていればいいのですが、まあ酔っぱらっているといわなくてもいいことを言ってしまうことがあるのでやらないに越したことはないです。

できるプロデューサーさんは自分の会社で作っているということを言わずに、「○○っていう漫画知ってる?甥っ子が大好きなんだけど俺よく知らなくってさ、知ってたら教えてくれない?」みたいな感じで個人の意見を聞きだしていますね。

そういう意見には参考になるものが多いのです!

仕事は仕事、その後の食事は食事、と分けてもいいのですが、私は食事会だろうとパーティだろうと仕事の一環だという教えをされてきたので油断なく情報収集したほうがいいかと思います。

■キャバクラの金額

いろんなものの値段が高いですねー。

まあ昔はこういう接待があったようです。

私は結構なベテランなのですが、新人のころに多少残っていたくらいですかね。

ゲーム開発の人たちが行くような会でキャバクラ、というのはほぼ全滅だと思います。

偉い人同士だとあるのですかねえ。

昔は会社の費用で行くことが出来たみたいですよ。

今はガバナンスがちゃんとしていますからね、キャバクラは経費で落ちません。

ただ別業界の人たちとの会食だとまだ残っているようです。

私の知っている上司は出版社の人たちをこういうところに飲みに連れて行って、人事情報を手に入れていました。

雑誌の編集長が変わる、というような情報を得るとすぐに挨拶に行って何かゲーム化できるIPがないかという話をしていました。

経費で落ちないので全部自腹で。その甲斐があって有力なIPをいくつも持ってきてくれたのですが、使った金額を聞いたらクラクラしました。飲みにケーションで仕事を取ってきている人たちも大変なんですよ!

でもまあゲームはそういう付き合いで引っ張ってくるより、開発力で獲得したほうがいいですけどね!

■飲まないんなら脱いでよ

更木さんこれもアウトですね。

今時こういう強制は何かと問題になります。

でもまあ、ありますけどねー。

私がこの手のもので経験した一番きついものは、テキーラをガンガンに飲まされたことですね。

お客さんが飲むのが好きな人で、お店に入ってまず人数分のテキーラのショットを頼むんですよ。

そしてお客さんが一番最初に一口で飲む。

まあお付き合いで他のメンバーも飲むわけですが、飲み終わったところでもう一杯人数分のショットが頼まれます(笑)

まあ読む人によっては気分が悪くなる人もいるかと思うのですが、それで仲良くなることがあることも確かだったりします。

仲良くなるための手段がお酒の人もいるし、タバコの人もいるし、カラオケの人もいるし、技術論の人もいるし、SMクラブの人もいるし。

そういうのは嫌だ!という意見はとてもよくわかります。まあこんな手段で仲良くなるのはある意味チートですからね。

ちゃんと王道の仕事の内容で仲良くなればいいわけです。

■更木がどのにいるのかわかりません

はは、完全にアウトーー!

ここまで行くと通常守田さんが会社に報告しないといけません。黙っていたことが後でばれるとすごく怒られるパターンです!

会議を無断キャンセルっていうエビデンスが残ってしまえば、開発側の作業が遅れたときの理由として挙げられても文句を言うことが出来ません。

何が彼をここまでさせているのでしょうね?

先ほど挙げたのとは別の上司(当時取締役)なのですが、他社さんに言われたことがあります。

「お宅の取締役さんすごいね、私たちと朝4時まで飲んでても翌日の9時から始まる会議に必ず出てるんでしょ?」

実際その人はそういう生活をしていました。

会議でだらしない感じだったこともないですし。

偉くなるのはこういうことなんだと思っていたのですがね、何年か後に身体を壊してしまいました。

まあ大きな会社で偉くなる人は、そういう生活をしてもたまたま身体が壊れていない人なんでしょうね。

まあ、マネしないほうがいいですね。

■さあ次回以降の展開は?

まあさらに更木さんが暴れるのではないでしょうか?

会議すっぽかしたから愁傷な態度になるようなタマではないでしょう!

そろそろCC2開発メンバー側の反撃があるのか?

どういう形であれ、どのように進捗するるのかというのが非常に気になります!

■5巻の予約が開始!

5巻の予約が開始されているみたいですね!

迫力のあるタツヤの表紙が印象的です。

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