制作

ゲーム開発現場における中途社員の受け入れに関して

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今回は珍しくゲーム制作に直結するノウハウをお届けします!

ゲームプロマネのブログは”ゲーム開発者サイト”です!(ろじっくぱらだいす風)

中途社員を受け入れる際の注意点に関して記載していきます。

■こんな受け入れはだめだ

プランナーマネージャー
 「fishheadpmさん、来週中途のプランナーがあなたのプロジェクトにアサインされるんでよろしくね!」

fishheadpm
 「よろしくね、じゃねえよ!ちゃんと事前情報よこしなさいよ!」

プランナーマネージャー、頭の上に「?」が浮かんで、こいつ失礼な奴だなあみたいな顔をしていました。

失礼なのはあなたの頭の方で「?」が浮かぶのはあなたの能力の方です。

1個ずつまずいところを修正していきましょう。

■理想の受け入れ

・中途の人を雇ったという情報を流しましょう

そう、まったく知らされていなかったわけですよ。

別に全員に知らせる必要はないかもしれません。それでもどこにアサインされるかわからないのであれば各チームリーダーには共有しておいたら良いのでは?

中途で入ってきた人が「いやあ、採用されたこと自体先週初めて聞かされたから…」みたいな話をしたらいきなりやる気なくすかもしれませんよ?

そういう話をせずに受け入れ準備がしっかりされていないのであれば、チームリーダーの方に不信感を持つかもしれません。

本人全く気にしてないし、注意しても聞き流しているし、だから何度も繰り返されるし。

それで怒ったら「人とのかかわり方がおかしい」とか言い始めるわけです。

まあ愚痴っていてもしょうがないので、情報を流すということを部署のルールとしてルーティン化するほうが建設的ですね。

・どのような経緯で採用したのかを共有しましょう

「なぜ転職したのか?」

「どのようなキャリアパスを考えているのか?」

そのあたりの情報が共有されていないと、前の職場の不満がそのまま繰り返される可能性があります。

そうなるとすぐにやめてしまう可能性がアップします。

「忙しいのが嫌だから転職する」人もいますし、「暇なのが嫌だから転職する」人もいるわけです。

そのあたりはちゃんと共有しましょう。

・何に気を付けないといけないのかを共有しましょう

個人情報なのでできることとできないことはあると思いますので、そこの部分は気を付けて。

子供が生まれたばかりだとか、介護が必要なご両親がいるとか、家が遠いとか、それぞれに事情があったりするかと思います。

逆にそのあたりに配慮されていると、会社に対する安心度が増します。

妊娠したチームメンバーに「必要であればチームの事情ではなくあなたの事情で休んでください。それがされないと他のチームメンバーも自分の番で休めないし、そういう会社だとみんな長くいてくれないので。」と伝えたことがあります。

後々うれしかったと言ってもらえました。その人だけが得をするというのは不満につながることもありますが、全員がその恩恵を受けられる状況であれば満足につながるのです。

まあそれ以外にも真面目だけど不満をためるタイプだ、みたいな情報は有益ですよね。

誰かの紹介で入ってきたような人であれば、そのあたりの情報も精度が固いものが得られるはずです。

・ユニットとしてどのように成長してほしいのか

後々ディレクターにしたいのか、チーフプランナーにしたいのか。

評価というのはその会社で望まれている状態に近づいていることで増加します。

チームとしては活躍してくれて本人も手ごたえを感じているのに、会社の要望に沿っていなかったから評価が上がらないようなことがあれば不満につながります。

ちゃんとどのように成長してほしいのかを確認して、そのための手順があっているかどうかの確認をしましょう。

・仕事を用意しましょう

初日に何にも仕事が用意されていないと、期待されているかどうかが不安になりますね。

ただ最初からあまりにも多すぎるのも考え物です。

ちゃんと実績がある人には、それに即した仕事を用意するべきです。

まあ私は初日出社したら、1か月後リリースするソーシャルゲームのPMをやってくれって言われたことありますけどね。

個人的には面白かったですが、一般的にはあまり良い仕事の振り方ではありません。

あとその仕事ができるように、情報の受け渡しできるようにネットワークの設定を行う、などの確認も必要です。

■実際に来てからは

まずはアイスブレイクですかね。

アイスブレイク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF

個人的にアイスブレイクでちょっとしたゲームをする、とかは嫌いです!

めんどくさいじゃないですか。お話ししておしまいにしたい。

名前の由来を聞くようにしているのですが、なかなかに盛り上がるのでお勧めです。

あと本人が

「どのように働きたいか」

「どのような開発者になりたいか」

という部分を聞きます。

予め面接時にこれらの質問がなされていて、それが共有されているとよいのですが。

更にスキルチェックと自分がどのように仕事を進めていきたいと考えているか、という情報も必要ですね。

それらに関しては、また別に記事にしたいと思います。

■中途の人が出社する時には

必ず期待を持って来ていると思います。

また前の会社で何からかの不満を抱えていた可能性が高いです。

少なくともそれを改善させたいという姿勢は示しましょう。

それがあるかないかだけでも全然違います。

人間は今いる状況に絶望するのではなく、変わらないという事実に絶望するそうです。

ここに来たのであれば前の状況は変わりそうだ、と感じさせることが重要なのです。

それには最初が肝心、準備八割です!

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