私は割と作業スピード速い方です。
あんまりスケジュールを遅らせたことありません。
何故か?
一番のコツは、その日の遅れはその日のうちに解消させちゃうからです。
「なんだ根性論じゃねーかよ」
と思って帰ろうとしている皆さん、ちょっと待とう伝えたいことはそこじゃないんだ。
もう少しだけ落ち着いて聞いてほしい。
今日はこの作業をやろう、と思っていると突如不具合が出たり差し込み作業が入ることがあるじゃないですか。
そうなると当然遅延が発生しますよね。
そこであきらめちゃダメなんです。
大事なのは”クオリティはどうでもいいから”予定のところまで作業を進めてしまうのです。
難しいところを飛ばしていいし、多少不格好でもいい。
なんでこれが大事かというと、
①予期せぬ問題に気が付くことが出来る
②作業ペースがわかりやすい
③他人の作業を止めない
という効果があるためです。
■予期せぬ問題に気が付くことが出来る
これ大事なんですよ。
やってみたら、「あ、これあの仕様が決まっていないとできない奴じゃん」とか、「これあの仕様と矛盾している」とか気が付くこと多いでしょう。
これにどれくらい早く気が付くかが重要なのです。
遅延させているとこの対応が遅れます。
早めに気が付けば上司への報告も楽でしょ?
発見が遅れて報告するタイミングを悩んで、とかやっているとどんどん遅れていきます。
遅延していないときでも重要で、ざっとやってしまうのがいいのですよ。
■作業ペースがわかりやすい
例えばスキルデータを10人分入力しないといけない、とかありますよね。
まずは一人分だけでも入れてしまうと一人当たりの作業時間がわかります。
それをやってみて「あ、これ間に合わない奴じゃん」と気が付くか気が付かないかは大きいです。
あと「これくらいのクオリティであげたい」けど「この時間で挙げるとこれくらいのクオリティになる」ということがわかっているのは後々助かります。
大概は予定は後ろにずれていくので時間は無くなっていくじゃないですか。
そこで「クオリティが低くてよければこれくらいの作業量をこなせる」、「クオリティが低い作業を行うとこんな問題が出る」というのがわかっているのは時間ない時の判断材料として必要な情報になっていきます。
■他人の作業を止めない
本当はこの条件が一番重要かとおもいます。
あなたの作業待ちの人がいるのでは?
そこがずれるとチームとしての予定がずれていきます。
チームとして余裕のある状態であればフォローしてもらうこともすることもできるでしょう。
ただ個人単位の作業遅延が発生すると管理するほうもわけがわからなくなります。
そうなるとスケジュールを立て直せとか、遅延対策を考えろ、とか出てくるじゃないですか。
個人的には愚の骨頂だと思いますが、そんなことをやっているとどんどん作業が遅れていきます。
■いい加減な人のほうが優秀?
いい加減な人のほうが作業進めるのうまかったりしませんか?
いい加減な人のほうが上記のような対応ができるからなんですよ。
優秀、ということでなく周りに与える悪影響が少なくなって、結果作業が進むから優秀に見える、なんですけどね。
スケジュールを守れる人は、時間があるときはあるなり、ない時はないなりにできる人だと思います。