このあたりのことはあまり教えてくれる人がいないので、皆様の参考になると幸いです
■亡くなってからの対応について
呼吸が止まってしばらくすると医師の死亡確認が行われます。
私たちは病院に駆けつけましたのでそれを待って行いました。
時間がかかる場合は先に行われることもあるかと思います。
その後病院の方のエンジェルケアが入りました。
よく聞く「エンゼルケア」って何?エンゼルケアの目的から方法まで。|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」
ご家族がエンゼルケアに参加することは、大切な人の死を受け入れる、大切なプロセスのひとつ。ご家族の性別により、どんなケアに参加したいかが異なるという調査結果(*1)も出ています。ご自身がどんなケアをしたいか、ご家族として知っておくのも、悲しみを和らげる一つのよすがになるはずです。 ...
入院している病院でどれくらいのことをしてくれるのかは、確認しておくといいかと思います。
特に最後に切る寝巻の用意等は事前に行わないと対応が難しいです。
■葬儀屋さんに連絡
病院側から葬儀屋さんは決まっているかという質問があります。
決まっていない場合は教えてもらったところに連絡することになるかと思います。
父は祖母の死去の時に互助会に入っているので、そちらで執り行うことになっていました。
いまどき少ないとは思いますが、ぼられることもあると思いますのであらかじめ決めておくのがいいと思います。
亡くなったのが夜の21時半くらいだったのですが、そんな時間からでも葬儀屋さんには連絡します。
病院としては死体の状態で長く置いておくことは想定していないので、そういうものだと思います。
23時位には引き取りに来てくれました。
エンジェルケア自体は1時間くらいはかかるのでちょうどよかったですね。すぐ来てくれるという話であっても、それくらいの間を見ておいた方がいいと思います。
遺体は霊安室に運び、そこから遺体を運んでくれる葬儀屋さんにお渡しして実家まで運んでもらいました。
仏教であれば枕経という死んだ直後のお経がありますので、檀家になっているお坊さんにも連絡します。
枕経とは
枕経(まくらきょう)とは、臨終に際して行う仏教の儀式の一つです。最近では8割が病院で息を引き取ると言われ、枕経を省略するケースも増えてきました。 ここでは、枕経の意味と経の称え方について詳しくご紹介します。 枕経は、亡くなっていく人が仏弟子となって往生できるように称える読経のことです。臨終に際して枕もとで行うため、枕経と呼ばれています。「まくらきょう」、「まくらぎょう」などと読まれます。 ...
家の方では遺体を安置する布団なども必要です。予め部屋をきれいにして、布団の用意はしておいた方がいいでしょう。
23時半に読んでもお坊さんはお経を読んでくれました。
枕飾りの設置が必要なのですが、このあたりは葬儀屋さんが用意してくれました。
枕飾りってどんなもの? その特徴と考え方、設置の方法 | お墓探しならライフドット
葬儀関係のことを調べていると、聞き慣れない単語がたくさん出てくることがあるでしょう。 多くの人にとって、葬儀とは珍しいことであり、イレギュラーなことでもあるからです。 また、動揺しているなかで向き合うことになるため、その場で調べてもなかなか情報を探しにくいこともあります。 そのため、事前に「葬儀に関わる単語はどのようなものがあるのか」「その性質はどんなものなのか」を知っておく必要があります。
枕飾りはそういったものが必要だということと、葬儀屋さんに対して枕飾りの用意、費用はどのようになるか確認しておくと後で困ることが少なるなるかと思います。
枕経の後は、お坊さんと葬儀屋さんと相談してお通夜と告別式の日程を決定します。
さらに火葬場の予約も必要となりますので、日程の候補が決まったら火葬場の予約を行います。
こちら市役所等で担当していると思いますので、夜中でも問い合わせ可能です。
私の場合はすべて終わったのは日付が変わった夜中の1時過ぎでした。
■死亡後の手続き
市役所に言って死亡届を提出します。
死亡届はあとあと各種手続きで必要になってくることがありますのでコピーを5,6部とっておくのがいいです。
紙がA3なので家のプリンタだと対応できないことが多いので注意です。
また死亡届を出した後に、本人の銀行口座が使えなくなる可能性があります。
死亡届を出す前に卸しておくのがいいと思うのですが、もろもろ注意事項がありますので下記の記事を参考にしてください。
亡くなった人の預金をおろすには?凍結前におろす方法と凍結解除方法
亡くなった人の預金をおろすには、どうすればよいのでしょうか? 分かりやすく丁寧に説明していきますので、是非、参考にしてください。 [ご注意] 記事は、執筆日時点における法令等に基づき解説されています。執筆後に法令の改正等があった場合、記事の内容が古くなってしまう場合がございます。法的手続等を行う際は、弁護士、税理士その他の専門家に最新の法令等について確認することをお勧めします。 ...
私の場合は市役所で手続きを行った後に火葬場の方へ打ち合わせを行うように言われました。
火葬場の打ち合わせは時間と仮想の際の注意事項位ですね。
衣服を入れることが多いけれども、焼け方にむらが出るので足元の方に入れておいてほしいと言われました。
その設備によって違いがあるそうなので、火葬場にて確認するのがいいと思います。
■お通夜
上記手続き後、お通夜の会場に遺体を運ぶことになります。
それまでにお通夜に出席する準備が必要ですね。
私は喪服は用意していたのですが、ワイシャツがきれいなものがなく急遽買いに行きました。
参列した叔父さんは靴の底がボロボロ崩れて困っていました。
そういうことがないようにしましょう。
あと喪主であれば式の際の挨拶等があると思います。
うちは家族総出したので省略しましたが、必要な人はその用意もしておいた方がいいですね。
後は出席者への連絡ですか。
個人的には家族葬にした方がいいのではないかと思います。
うちの例ですがなくなってからお通夜まで24時間たっていません。
その間に連絡して出席者の人数を把握して、会場の案内を出したり、下手したら迎えに行かなくてはならないとかかなり大変なことになります。
後は友引だったりすると式の日程を変えないといけなくなるので、お日柄は気を付けておきましょう。
お通夜が終わった後は、誰かが番をすることになります。
線香が絶えないようにするのが通例なのですが、今は長時間持つ線香があります。
私は線香を付けたら寝てしまいました。
■告別式
翌日に告別式です。
告別式自体はあまり問題なく進むと思います。
式が終了後火葬場に行って火葬を行い、骨上げを行います。
その後自宅に戻り初七日を行いました。
うちは自宅で行いましたが、式場に戻って行うところも多いかと思います。
■費用について
費用について簡単に書いておきたいと思います。
お坊さんにお渡しするお金はうちは戒名代、法事の費用併せて20万くらいでした。
別途お食事代やお車代をお渡ししています。
こういった金額を記載するは若干気が引けますね。それでも知識として自分は予め知っておきたかったので記載を続けます。
これはかなり安い方だと思います。田舎ですのでそれくらいでというお話をもらいましたが、都会だともっと費用がかかると思います。
お通夜、告別式はもろもろで65万円くらいです。
互助会に入っていましたので、実際は40万円くらいまで値引きされます。※その分予め費用を払っています。
こちらは割高ではないかなと思います。
一番かかるのは祭壇ですね。これが30万円以上かかっています。
それ以外は遺影であったり、司会費用であったりという感じです。
高いと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、夜中に呼び出されて遺体の移動をしてもらっているのですから個人的には満足です。
おときや通夜ぶるまい、精進落としといった食事があります。
告別式の前におときを頂いたいのですが、それ以外は各自で食事をとりました。
このあたりを対応し始めると、もっと費用が加算されていくと思います。
なのでお葬式関連でかかる費用は、こじんまりとやっても大体100万円くらいですよね。
入院費用も総額大体100万円くらいでした。
私も最期を迎えるまえには200万くらいはためておきたいと思いますね。
■直葬について
最近は直葬がはやりだと葬儀屋さんの方が言っておられました。
簡単にいうと火葬のみを行う対応ですね。
正直なところこれから直送が増えていくかと思います。
私が父の年齢まで生きるとするとあと30数年あるのですが、その頃にはもっと増えるかと思います。
お坊さんの方が持たないと思うんですよね。祭事の費用が下がっていくと思いますし、そうなるとお寺を維持できない。
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私はお葬式はああいったAI的なものに置き換わると思います。
費用が下がりますし。
あじけない、という人もいますが、よく知らないお坊さんじゃなくて、昔から知っている住職のAIの方に私は読経してもらいたいですねえ。
そういう人も増えるかと思います。
■最後に
ざっくりと父の最後についてお話しさせていただきました。
こういうことをあけすけに話すのは正直抵抗がないわけではないです。
ただ、実際に困ったんですよ。
仕事が忙しい時期で介護もありましたので、このあたりの対応や調査が全然できてなかったのです。
お金が際限なくあるわけではないですし、対応してくれる人にはちゃんと相応のお礼はしたいですしね。
私の記事が皆様の何かの参考になりますと幸いです。
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