生活

ロジカル重視による危険性

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なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

ちょっとまえ、面白い記事をツイッターで拝見した。 企業の採用担当が、面接時に見ているポイントを端的に表現したものだ。 曰く、「事実と意見を分けて説明できるかは 圧倒的に重要 で、これができない人はかなり厳しい。」とのこと。 クローズな勉強会などで話をしたら好評だったのでブログに書きました / 面接時に見ているポイント - VOYAGE GROUP techlog ...

会社で取り上げていた人がいたので意見を書いてみます。

下記割とネガティブな意見を書いていますが、こちらの記事に難癖をつけたいわけではなく"ゲーム開発の現場"だとこちらの考え方は危険ですよという話になります。

「昨日の営業、途中退席してごめん。お客さん、ウチに依頼するか、決めてくれた?」

から始まる会話の流れ。確かにバカだと思いますね。上司の方がですが。

こういう受け答えをすることがわかっているのなら聞き方変えればいいのに、かたくなに自分のやり方は変えずにイライラだけ募らせていくというまさにパワハラタイプ。

部下のこの受け答えはまあよくはないですが、部下だったら妥当じゃないですかね?

上司の方はこれだとダメです。途中で誘導してあげればいいじゃん。やり方教えずにイライラして相手を委縮させて誰が得してるの?って思います。

イエスかノーかで答えてほしいというのはわかるけれども

「そうか、決まるかなと思ってたけど……。お客さん、何か懸念事項について言ってた?」

「金額について不満そうでした。」

「もう一度聞くけど、不満だと「言った」の?」

「いえ、たしか……言ってないかと。」

この流れからするとお客さんはっきりとしたこと言ってないですよね?その状況で「金額について不満そうでした。」という情報はプラスしかないと思うけど。

言ったことだけ話して、ということであれば「具体的なことは言ってませんでした」になるけど、「金額について不満そうでした。」と「具体的なことは言ってませんでした」だったら「金額について不満そうでした。」の方が情報増えない?

報告がわかりにくい時 → 「結論から言って。」

これも頭が悪い返しだなって思います。結論が出ていたらいうんじゃない?出てないからごちゃごちゃ言っているんでしょうが。

本人が問題を抱えているという理解にならないのはいかがなものかと思うのですが。

事実も大事ですが、相手がどう思っていそうだったのか、その部下がどう考えているのか、あとあとこのお客さんと話をしてみて部下との報告とどれくらい差異があったのか、どれも重要な情報ですよね?それをそぎ落とすようにしましょう、という提案が私にはよく理解できません。

差異があったのであれば、その差異を部下の子に説明してあげて改善していくべきですし、あっていたのであれば相手との相性が良いと判断して都度意見を聞くとかできます。

こういった要望を出す人は論理的でしっかりしているのですが、実際言語処理能力が低い傾向があるんですよね。

事実ベースだけで判断できるものに関してはジャッジできるのですが、それ以外に対応できないんですよ。

面接のときに事実だけ答えられてもなあ、と私なんかは思うんですよ。どういう思いでやったのか、どう感じたか、とかわからないと一緒に仕事できるかどうか判断できなくないですか?

前の記事でも書いたのですが、私は社内で説明がわかりにくいと言われます。

ロジカルであるということについて

上記でも書いたのですが、多くの情報を詰め込めばわかりにくくなるのは当たり前です。それでも内部の人には様々な判断ができるように必要な情報は全部話します。

逆にお客さんとかに話すときはわかりやすいと言われます。

それはお客さんに伝えるのは、自分たちに都合のいい情報を選別して伝えていますからね。そういう時は私もロジカルが適切だと思います。相手の納得感も高いし、後々その決定に際してなにか問題が起きてもあそこで納得したからしょうがない、という話になります。

でも社内に伝える情報としては全部話した方がいいですよね?わかりやすさ重視でロジカルに判断しやすい話をしても、それで成功に近づいて行っているのかはなはだ疑問だったりします。

あとロジカル重視の人は社外のお客さんと話すときも下手だなと思うことが多いです。相手にも都合があったり事情があったりするのですが、事実ベースでしか話ができないから柔軟な対応ができないわけです。A案、B案があって、本来A案がいい場合でも相手の状況次第でB案にした方が喜ばれるなということがあるのですが、ロジカルな人はこれができないことが多いですね。

まあこのあたりは説明しても理解してもらえないことが多く、他人に話すときは注意が必要です。

で、なんでこんなに熱くなっているかというとソーシャルゲームの最盛期に行われた面接がこんな感じで行われていたからです。

ロジカルである、ということはゲームのように多くの情報を扱うのには適していない場合があります。

にもかかわらずロジカルである人を集めてしまったがために、面白さの総量を作り出せずにしぼんでいってしまっている会社が多いと思います。

現在の組織は多様性がある方がいいと思いますけどね。

なぜ、組織に"多様性"が必要なのか? | ウェブ電通報

皆さま初めまして、電通の四之宮壮平と申します。社の海外留学制度を使い、2017年6月末から1年の予定で、アメリカはカリフォルニア州のスタンフォードビジネススクールに留学しています。経営学の最前線で学ぶことで発見したことや気付いたことを少しでもお伝えし、皆さまのお役に立てることを願い、数回にわたってコラムをお届けします。 ...

わかりやすい話は耳障りはいいのですが、あんまり役に立たないことが多いということは気にした方がいいと思うのですが。

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