私はプログラマーもプランナーもやっていた関係上スクリプトを組んだり、そういう設計をしたりする機会があります。
備忘録的なことも踏まえて、ゲーム制作でスクリプトを組む際の注意点を書いておきます。
※Luaのようなスクリプトの記載を想定して書いています。
・ステップ実行ができないことを念頭に置く
ステップ実行で確認が必要な処理はスクリプトに逃がさないほうがいいです。
・確認が大変
・バグっててもわからない、わかりにくい
・共通処理が書きにくい
スクリプトで複雑な処理を書かない、書かせようとしないことです。
複雑なことが出来る、からと言ってやった方がいいかは別の話。
スクリプトでやるには複雑な処理を書くと、得てして自己満足で終わってしまうことが多いです。
スクリプトでやるような仕事の大概は、複雑でないことだからスクリプトで素早くやることに意味があるのです。
複雑なことをスクリプトにやらせて開発期間が膨らんでしまうプロジェクトがありますが、本末転倒ですよね。
そういうことが起きると作業者の問題にしがちなのですが、許可してやらせていることの方に問題があることが多いです。
・一括変換できないようなものを書かせない
例えば音量などを細かくスクリプトで調整できるようにしない。
一括で変更したいときにスクリプトを全部修正しますか?
音量を数値で指定するのではなく「普通」、「大きい」、「小さい」、というような指定で設定してれば一括返還かけれるでしょ?
最初に書かせるための教育コストも上がっているし。
100ある場面の99はないほうが良いようなものは排除するべきです。
とまあ、とりあえずこんなものですかね。
また何か気を付けることを思い出したら、この記事に追加していこうと思います!