リモートワークにおいては情報の交換が重要だと思います。
それにおいて気を付けないといけないのは、コミュニケーションの量を増やすことでしょうね。
質のほうも増えたほうがいいとは思うのですが、下記のような理由で若干ネガティブです。
①質を鍛えるのは時間がかかる
②質を鍛えても望むの能力に達しない人がいる。その人の作業能力が低いとは限らない
③感覚的に物事をとらえる人と、論理的に物事をとらえる人との質に対する考え方が違う
まあ有り体に言えば、費用対効果が合わない、ということです。
③なんか特に顕著ですね。大雑把に説明した後に詳細を後で確認したい人と、最初から細部まで破綻がないと頭に入ってこない人は相いれません。
どっちに合わせるのがいいのかわかりませんしね。
質のほうが望めないとすると、数のほうを増やすしかないですね。
そして数を増やすためには制約を減らすことです。
それを阻害する仕組みやルール、風潮。全部つぶしていかないといけません。
一見うまくいっていそうで作業の進みが悪いところは、コミュニケーションを増やすための工夫が阻害されている可能性があります。
「ちゃんと考えて、受け取る相手のことを考えて発言しましょう」というのは、個人的にはかなりの害悪だと思っています。
それによってコミュニケーションの量やスピードが落ちるのであれば、百害あって一利なしとまではいわなくても利よりも害のほうがかなり大きいと思います。
そもそも数を増やすことで質が上がっていく、というものだと思います。
赤ちゃんに理論教え込ませませんよね?とりあえずしゃべらせてみますよね?
自分ができるからと言って他人もできると思わないほうがいいです。
プログラムが書けるけど絵が描けない、絵が描けるけどプログラムが書けない、が許容できるのですからコミュニケーションの質が悪い、も受け入れないと。