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「仕事ができない人をどう扱うか」という話を聞くときに思うこと

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仕事ができない人をどう扱うか、 というのはどの職場でも 課題になっているのではないでしょうか。

個人的には仕事ができない人がいるという問題よりも、うまく使えない管理職が多いところの方が問題のような気がします。

特にゲーム業界は、売上的な結果を出した人の方が評価されやすく、そういった人だからといっても 他人をうまく使えるかどうかはまた別問題ですからね。

また新卒からその会社でずっと頑張ってきたような人は、割と早めに出世したりするのですが給料のアップが追いついておらず、自分より給料が高い人を採用することに躊躇してしまうところがあるかと思います。

そういった人達は会社からすると大切な人材であったりはするのですが、一つの会社のやり方しか知らない上司はどうしても人をうまく使えない傾向がありますよね。

そういう管理職がいるところに能力の高いベテランが転職してしまうと、誰も得をしないミスマッチングが起きてしまうんですね。

私としては自分より高い給料を出さないといけないような部下であっても、能力がありそうであればどんどん雇って仕事を任せてしまえばいいのにと思いますね。

私が見てきた成功者は2パターンあって、1パターン目はすべて自分でしっかりと管理する人、もう1パターン目は完全に仕事を任せてしまう人ですね。

自分でしっかりと管理するのなんてよっぽどの経験がないと難しいです。であれば任せてしまうの1択ですよね。

その人がそこの会社でうまく結果が出せないのであれば、 リリースしてしまえばいいだけだと思います。

自分がうまく使われてないなーという人も、どんどん別の職場に移動していけばいいんじゃないですかね。

それなりに結果を出してきた人というのは、何かしら能力があることが多いです。 そういう人が上司との相性問題で結果を出せないのは業界の損失ですよ。

実際問題管理職のほうは頻繁に変えられないじゃないですか?であればその下の人のほうが対応した方がいいわけです。

雇うほうも雇われるほうも、 うまくいかない条件の下でもあまり職場を変えるべきではないと言う訳のわからない固定観念で 無理をしてるようにしか見えないです。

あまり職場を変えないという行動に、何か開発者として能力が上がる要素がありますかね?

そういうことを続けていても誰も幸せにならないのではないでしょうか? ゲームを作っている国が少ないうちはそれでも通用したのかもしれませんが、今のように世界中どこででもゲームが作れる状況では合理的でないものがあればそれはすぐに弱点になります。

もう在宅でもリモートワークでも仕事ができる時代ですから。そんなことを言っている会社は優秀な人材を雇うことも流出を防ぐこともできませんよ。

みんなフリーに働ける時代がすぐに来ると思います。そうなったときにはどんな環境でもすぐに対応できる人が重宝されます。

当然どんな人材でも対応させることができる職場が伸びていくでしょう。

いざその段になって何も準備していなければ、人も会社も対応できませんよ。

仕事ができない人をどう扱うかを考えるよりも、そういったときに対応できないかもというところを心配した方がいいですよね。

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