学生さんをインターシップとして受け入れることがあります。
受け入れる側として覚えておかないといけないこと、来る側に対してアドバイスできること、ともにあると思いますので記しておきたいと思います。
■インターシップに来る側の人の注意点
基本的なところですがざっと下記に関しては完ぺきにしておきましょう。
・遅刻しない
→特に初日に遅刻しないように予め予定していた時間に行ってみるのをお勧めします。
一人だとまだいいのですが、他の人と同時に行う場合大きな迷惑をかけることがあります
狭い業界ですので、後々禍根にならない方がいいですから
・身なりをきれいに
→髪を切って、爪を切って、清潔な服装であればいいかと思います。
襟元が汚れているのとかは目立ちます。
できれば虫歯も直しておくといいと思います。
普通に身なりのところで採点する会社も多いので、そんなところで減点される必要はないでしょう
・体調不良、居眠り厳禁
→体調不良は大きなマイナス要素になる可能性があります。
居眠りは一発アウトの可能性があります。
そんなに神経質にならずとも、咳が出ていれば咳止めを飲んで、寝不足でなければいいと思います。
普段の生活のリズムがおかしくなければいいと思いますので、内定が出るまでは生活リズムを崩さないようにするのが良いのではないでしょうか
実は上記がしっかりしているだけで合格は見えてきます。
技術力があるのは大切なのですが、技術力は意欲とそれをさせるその人個人の状況がちゃんとしていればつけさせることが可能です。
・意欲を持とう
→意欲が薄い人が多いです。というか表に出すのが下手なだけかもしれませんが。
一応その会社に入りたいと思うのであれば意欲を出していきましょう。
その会社に対して興味を持って調べて、できるだけ質問しましょう
異性と付き合いたいのなら、その人の興味を持っているものに対して興味を持たないと好意を持ってもらえません。
企業だって同様で、好意を持てない人は採用されにくいです。
あとは自分の職種に対しても意欲を持ってください。
プログラマならプログラム、デザイナーならデザイン、その能力を伸ばす努力をしているところをアピールしましょう。
できれば現場の人から助言をもって能力を伸ばしましょう
意欲なんて言いうのは上記程度のものでいいのです。
生活態度がちゃんとしていて、上記のように意欲をアピールできていたら技術力を付けさせることは簡単なのです。
技術力があるというのは今現在あることも重要ですが、10年後にも妥当な量技術力があることも重要です。
ここであげたものがない人は10年後の技術力に不安が出てきます。
そうなると採用に若干の不安点が出てきます。
どちらにせよインターシップ期間は短いじゃないですか。その間だけだと思って全力を尽くしてください。
人生を決めるかもしれないその期間に頑張れない人は、実際の仕事になっても頑張れないという評価を下されもしょうがないように思います。
ずっとそれを続けないといけないわけではなく、その時だけ頑張る、という気持ちでやってみるとよいかと思います。
■インターシップを受け入れる方の注意点
・物理的な準備をしましょう
→使用するPCの動作確認はしておくこと
データ受渡し用の共有フォルダはありますか?アクセスできますか?見えたらいけないデータが残っていないですか?
PCは起動しますか?パスワードは?必要なツールが動かないなんてことはないですか?
入退出のカードは用意しましたか?
会社のメンバーに告知はできていますか?
準備ができていないとえらいことです。大体インターシップ期間は1週間くらいですから。半日設定ミスでつぶれると取り返しがつかなくなります。
インターン期間中に全体会議とか開催されると面倒ですよ。お客さんが来る予定になっているとかも問題になることがあります。
・朝礼夕礼の準備
→誰がどの時間にやるか決まっていますか?チームミーティング、出張、有給でできないタイミングはないですか?
話す内容、聞く内容は決まっていますか?当日になってからバタバタしていると学生さんを不安にさせますよ
担当ができなければ変わってもらうこともいいですが、だれもやらなかったということがないようにしましょう
・課題に対する準備をしましょう
→どんな課題にするかを決めておきましょう
どういう評価をするのかを決めておきましょう
割とどんな課題にするかは決めてあるものですよね。
評価に関しては注意が必要です。特に途中評価。
インターシップの方は学生さんですから、そんなに望んではいけません。
面倒を見る人が複数人になるのであれば、何は注意して、何は注意しないということは決めておきましょう。
プログラマであれば課題を完成させることを重要視するのか、技術力を見せることを重要視するのか。
別々の人が別々のことを言い始めるとインターンの方は混乱し、普段の力を出せないこともあるでしょう。
・これもやれるといいですよね
→できれば複数人同時に見たいですね
一人だけだとその人がいいのか悪いのかわからなくなってきます。
相対的に比較できるようにするためには複数人いたほうがいいです。
複数人いる時にどういう行動をするのか、という部分も重要な評価点だと思います。
■最後に
簡単ではありますが、つらつらと書いてみました。
何度かインターシップを受け入れるごとにこの記事は手を入れていきたいと思います。
個人的にはインターシップの方が合格であれ、不合格であれ、来たことによってゲーム制作能力が上がったのであれば成功だと思っています。
それがないとつらいですよね。
あと、最後終わった後にちゃんと反省会をしましょう。
見る方も見られています。
ちゃんとできないとよく年以降の採用に響いてきますよ。