先日田中圭一先生の下記のツイートを読みました。
ベーシックインカムとまではいかなくとも、20歳~29歳まで国民全員に毎月50,000円支給くらいできないものかな?
— はぁとふる倍国土(田中圭一) (@keiichisennsei) January 12, 2021
20代の若い人がお金を使うことが社会に活気をもたらさないだろうか?貯金してもいいし、奨学金返済の足しにしてもいいだろうけど、とにかく20代の人が貧乏だと世の中が沈滞しそうだ。
私なんかは今の若者は5万円もらったら働かず、その5万で生活しようとしちゃうんじゃないかなあと思いますね。
40代以上の人というのは多少なりとも「がんばったら報われる」という認識があると思うんですよ。
でも今の若者の多くはその感覚がないんじゃないですかね。
年代でスパッと別れるというよりは、徐々に若い世代になるにしたがってその感覚を持つ人が多くなっていくイメージですけどね。
労働の喜びって、それそのものに楽しみがあるというよりも「成功するから楽しい」と紐づいていると思います。
それがなければ楽しくないですよね。
今はそれを実現するのは非常に難しい状況なので、「労働したくない」という感覚のほうが正しいように思います。
働いて見合うリターンがある人ってちゃんとした教育を受けている人に多いと思うんですよ。
それが与えられていない人はどうしたって働かないですよ。どうせ成功しないんですから。
そういう人はいても足を引っ張るだけだから一定のお金だけ与えて労働から締め出しましょう、というのがベーシックインカムなんだと思います。
より貧富の差が拡大しそうですね。
単純にGDP的なものを上げるだけならその選択でいいと思うのですが、実際にそうなったときに社会を平穏に維持できるんですかね?
個人的には多少貧乏な国になったとしても多くの人が働き甲斐のある国であることを維持したほうが、最終的にお得な気がします。