こちらの記事に関してですが、逆ですよね。
減らしすぎたのではないです。
得られるサービスを求めすぎているのです。
■日本の台所事情
大雑把に言うと国民総生産という売り上げがあって、その中から税金を取っています。
その税金の金額で賄える公務員の数が今の状況なのですから、それを増やすのではなくサービスの質か量を減らさないといけないのです。
日本人であればこれくらいの社会サービスを受けて当たり前だ、という考え方から変えていかないといけないでしょう。
それが嫌というなら、各個人の自由はないがしろにしてでももっと生産性を上げないといけないです。
子供を増やさないといけないのだからそれを満たさない人には過重な税金を課す。
生産性の低い商売をしている業種はつぶれるように法整備をする。
いまさらそんな社会に戻せるのでしょうか?戻したいですか?
■最適解は?
数の割合として別の最適解がある可能性は否定しません。
でもそれどうやって出しますか?
現状ロビー活動をしている人が有利になるように状況が向かっていると思います。
SNSで文句を言っているだけだと何も変わりません。
官僚になるか政治家になるか圧力団体になるか。
本来はちゃんと選挙に行く、が正解なんですが。
もっと効率よくできないか?という話は分かりますが。
たかがマスクの費用でヒステリーを起こすわけじゃないですか?
その何十倍もの給付金の配布は自分がもらえるとなると、収入の多い人ですら気持ちよくもらいたいとか言い出すわけじゃないですか?
そんな人たちには効率よく進めることはできないですよ。
日本人は合理的にではなく感情的に進めてしまいます。
これも悪いことばかりではないので否定も難しいです。
■戦争が起こる一例
貧乏になっても戦争はしない、という人はいるでしょう。
でもそれ本当かな?って思います。
たとえば新型コロナウイルスより致死率が高い病気が流行って、ワクチンが発明されたとしましょう。
世界で生産できる数が限られていて、日本人が購入できない状況だったらどうしますか?
それがないと数十万人規模の死者が出ることが確定していたら?
あくまでたとえ話ですが、そういう状況であれば戦争を仕掛けてでもワクチンを取得したいと思うのではないでしょうか?
戦争で死ぬ人 < 病気で死ぬ人
であれば戦争をしてでもワクチンが欲しいという人は出ると思います。
実際マスクが出回り始めたじゃないですか。
これは札束で買ってきているわけですよ。お金がある国から流通し始めるわけです。
それができない国はできる国になりたいと思っているでしょうし戦争も辞さないと考えていると思いますよ。
■現実解として
そんな簡単に国単位での考え方は変えられないですよ。
これだけ行動自粛しろって言ったって生活を変えられない人が山のようにいるのですから。
そういった状況の中で割と行政はうまいことやっていると思いますけどね。
PCR検査数が少ないことを批判している人がいますが、現場のことを考えず増やすことはできたかと思うんですよ。
それをしなかったことは評価したいと思いますね。
まあ、後々の答え合わせは必要かと思いますがね。
その時になって現時点でわからないことに関しての判断ミスを後から攻めるようなことはないほうがいいと思います。