今さらなのかもしれませんが、大手の会社で増収増益を担保した形で最新技術のゲームを作成していくのは無理があるのかと思います。
有力なIPを抱えている会社はある程度の収益は見込めると思うのですが、その担当になる制作者はあまり面白い仕事にはならないように思います。
私の知り合いで同じゲームのシリーズを20年以上作成している人がいます。
これに関しての良し悪しは各人の価値観によるかとは思いますが、開発者のキャリアプランとしては少々リスクが高いような気がします。
・大手は有力なIP物を定期的に作成して利益を確保する。上場会社として安定させる。ただし給料は低めで技術力アップは望めない。
という枠組みになっていくのではないでしょうか、といか既にそのような状況なんでしょうね。
逆に技術力を伸ばしたい、高い給料が欲しいという人は独立系のプロダクションに移らないといけないのでしょう。
・独立プロダクションで高い技術でオリジナリティの高いゲームを作成する。売れたときは高い給料が得られるが売れなかったときは給料が低い。技術力は上がりやすい
という感じですかね。
すっぱり分かれるばかりではなく、高い技術を持って委託を受ける会社なども出てくるでしょう。
その場合は
・安定はしているが給料は上がりずらく、技術力は上がりやすい。オリジナリティのあるゲームは作成できない
ということになりますね。
お金を出すところと、作るところが分かれていくのでしょう。
既にテレビ番組の制作だとこんな感じになっているかと。
テレビ番組作りたいなら、テレビ局に入るのではなく制作会社に入るべきなんでしょう。
ただ自分の作りたい企画があるのならテレビ局で偉くならないといけないのでしょうが。
どうしても実現したい企画があるからテレビ局に入っても、制作の経験がなければ継続的な企画の成功は難しいと思うのですがそのあたりはどうなっているんでしょうね?