たびたび書いていますが私はリモートワーク推進派です。
ここにきて出社を再開する企業と、リモートワークを継続する企業に分かれてきました。
そのあたりについて書いてみたいと思います。
■正しくやれているのであればリモートワークで大丈夫なはず
正直プラスな部分はいくつも出るのですが、マイナスな部分が出てきません。
以前は課題だと思っていた新人教育に関しても、ちゃんと指導すれば大丈夫だと思うようになりました。
今までなんとなく新人の様子を見て判断していました。わかっていそうだ、わかっていなさそうだという具合に。
それをやめてちゃんと理解できるような資料化で対応するようになったので、かえってわかりやすくなったように思います。
手順的には
①ちゃんとした基準を言語化する
②それを後で探すことができる場所に記載する
③コーディングであれ、デザインなどのアセットであれ、その資料を基にちゃんと時間をとってレビューする
という感じです。
今の新卒で入ってくる子たちには、感覚的なものよりこういったわかりやすい基準のほうが向いているのではないでしょうか。
私の観察範囲の話ですが新卒の教育に限らずうまくできていない人たちは、①の言語化や②の資料化ができていません。
■できる人たちはよりできるようになる
これからリモートワークを進める人たちと、そうでない人たちに分かれていくでしょう。
そして相対的にできる人たちのほうがリモートワークのほうに集まっていくように思います。
さらにリモートワークで作業をやっている人たちの企業の業績のほうが上がっていくでしょう。
冷静に考えてみて、リモートワークが本格化したのが今年に入ってからです。
1年くらいの実績でどちらが効率的か語られるような状態であれば、リモートワークのほうが優秀である可能性が高いです。
ただ作業に関する大変さや、必要な技術、知識などはリモートワークを行っていく方が必要になっていくでしょう。
対面じゃないと伝わらない、伝えられない、というのは相手が言っていることを正確に理解し、必要な情報を回答していないということです。
相手が言っていることがおかしかったり、情報が足りなければそれを引き出すことも踏まえてコミュニケーションです。
できる人はよりできるようになり、できないから対面じゃないとという人はよりできなくなっていってしまいます。
■ちゃんとついていった方がいい
上記のような動きについていけない会社こそ、無理してでもリモートワークを継続したほうがいいです。
そうでないと取り返しのつかない遅れを生むことになります。
転職などをする際には、ちゃんと対応できる会社か否かを見て判断しないといけないです。
ゲーム開発は定期的に大きなパラダイムシフトに直面します。
アセンブラからC言語に移行したとき。
2Dだけでなく3D表現を求められたとき。
それについていけない人たちの多くは淘汰されていきました。
今回も同じように必要な技術の取得が求めらえています。
ちゃんと対応できるようになりましょう。