ソーシャルゲーム及びネトゲのユーザーサポートに届くお客様の意見は正直読むのがすごくつらいです。
比較的うまくいっているタイトルだったとしても、お怒りや厳しい意見は少なくありません。
というかうまくいっているときのほうが熱のあるご意見が多いですね。
お叱りが少なくなってくる時期と、運営の終わりが見えてくる時期は一致しているように思います。
正直なところ10年位前と比べると、今いただくご意見は緩やかになってきたのは確かです。
それと比例するようにユーザーが離れていく確率も上がってきているので、相関関係がありそうです。
そう考えると逆に今運営を始めた人はかわいそうなのかも。
多分ユーザーが感じている怒りの量は昔と同じで、中にため込まれているいる分離脱という形で現れるのでしょう。
今自分がソーシャルゲームを設計するときに基礎となっている考えは、最初に運営したネトゲタイトルのお客様からの意見です。
こう感じるのか、こういうことは避けないと、ということをそこで教わりました。
自分が運営しているタイトルのお客様の意見を見ると、精神的にくるものがあるので万人にお勧めはできません。
見せてもらうことが出来るのであれば、自分の会社で自分がかかわっていないタイトルのお客様からの意見を見てみるとよいです。
ゲーム開発者としてそこから学べることは、とてもたくさんあります。