漫画ソムリエのコーナーです!
2021年2月付近に発売された漫画のレビューをしていきます!
今回は
・ワールドトリガー 23巻
・七つ屋志のぶ宝石匣 13巻
・僕の心のヤバイやつ 4巻
・ダンジョン飯 10巻
・アオアシ 23巻
のレビューです!!
■ワールドトリガー 23巻
B級ランク戦がひと段落つきました。
ネイバーとの戦いよりもランク戦が楽しいですねえ。
正直なところずっとランク戦を見ていたいです。
どの登場人物も魅力的だし、戦い方に味があるし。
ライトなハンターハンターな感じなんですよね。
バトル物でありながら通常の高校生物の要素があるから、共感できる部分が多いんですよね。
陽太郎とるかの謎が明かされ本筋のネイバーとの戦いも展開していくようです。
もうちょっとランク戦が見ていたいなあと思ったら遠征選抜試験が始まるようです!
今までにないチームの組み合わせも見れるので、こいつは楽しみですね!
■七つ屋志のぶ宝石匣 13巻
二ノ宮先生の作品は本筋が進んでいないようで、実は進んでいたということが多いです。
横道にそれた話をしていたなと思っていたら思わぬ形でそれが本筋に絡んでくるという。
今回も山梨旅行の話かと思いきや、重要人物にたどり着くという展開になっています。
本作はサスペンス要素が高く、そこが面白さを大きく引き上げていますよね。
停滞死気味だった顕定と志のぶの関係も、鷹が絡んでくることでなんとなく進捗している感じです。
顕定のようなキャラクターに焼きもちを焼かせるのは難しいのですが、鷹みたいなキャラクターを用意すればいいんですね。
勉強になりました。
終焉に近づきそうで近づかない、遠く離れたかと思いきやいきなり終焉になるというのが二ノ宮先生の得意技。
今巻は終焉に近づきそうな話が多く出てきたので次巻位には緩和されるのですかね?
もうちょっとラブコメ要素が見たいので、もう少し寄り道してもらえると嬉しいのですがー
■僕の心のヤバイやつ 4巻
クリスマス渋谷でのデート回。
こんなの普通に付き合っているカップルの話じゃないですか!
作者さんは山田と市川というキャラクターが面白いと思って、その二人の関係性が面白いと思って話を作り始めたと思うんですよね。
でも読者の方は完全にそんな二人の行く末が気になっているのですよ。
良い方向に予想が外れていると思うのです。
周りのクラスメートに嫌な人がいないのもいい要素ですね。
市川の過去話とかも面白かったなあ。
単純に私が市川というキャラクターを気に入っている証拠ですよねえ。
どんな展開の話でもいいので、二人のお話がもっと見たいです!
■ダンジョン飯 10巻
10巻はギャグ要素が異常に面白かったです。
特にウサギとの戦いが最高!
よくこんなことを思いついて漫画に描こうと思いましたね。
ダンジョン飯は九井先生が悶々と考えていたことが漫画にされているのでしょうね。
モンスターの体形から弱点を考察する部分なんて、本当にリアルで納得感がありますし。
シリアスになりがちなシスルとの戦いも、ダンジョン飯ならではの面白要素が残っています。
結局シスルも悪い人じゃないですからねえ。普通に勧善懲悪ではない物語がここにありますね。
常識的な考え方をする人が割を食うところが面白いのですが、ラスボスのシスルがその被害者だというのは愉快ですね。
何はともあれ最終局面に近いのは確かかと。目が離せません!
■アオアシ 23巻
青森星蘭編、試合開始です。
花ちゃんが出てくると画面が華やかになるっていいですね!
小林先生の描く女性キャラクターは魅力的なのでもっと出してほしいです!
試合は最初からすごいペースで進んでいます。
アシトとあんまり関わっってなかった山田が活躍しているところもよかったのですが、なにより秋山がかっこいいですねー!
足元のテクニックがあってでかいゴールキーパーですか、すごいですね。
私はアシトの活躍が見たいのでアシトが捕まる展開だけだと面白くないのですが、そのあたりが早めに解消されたようで何よりです。
まだ北野が全然活躍していないですから、そのあたりも早く見てみたい!
北野と遊馬は年度別代表なんかで絡みがありそうですよね、そのあたりも見たいなあ。
何より青森星蘭編は謎の冴島選手の話がキーポイントになりそうです。
アシトで5レーンがどう機能するのか、阿久津はどう不調を脱するのか、冴島はどう話と絡んでくるのか、北野の活躍は?
楽しみがてんこ盛りで次巻が楽しみでしょうがありません!