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ゲームプロデューサーになるなら金額を気にするようにしよう

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この間の『100日後に死ぬワニ』の騒動でも注目されていたのですが、広告代理店ってありますよね?

そういう会社があるということは知っていると思いますが、何をやっているのか?、なぜ力を持っているのか?ということはわかりますか?

そのあたりのことがわかっていないとプロデューサーになったときにカモにされてしまいますよ。

■広告代理店とは

・引用:広告代理店(こうこくだいりてん)とは、広告を扱う会社の総称である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%91%8A%E4%BB%A3%E7%90%86%E5%BA%97

うーん、よくわかりませんね。

「まあ広告を打ちたいときにその対応をしてくれるところ」って考えておけばいいですかね。

というかわからないことはないけど、なんでそんなに力を持っているのか理解するのに苦しむかと思います。

なんで彼らが影響力を持っているかというと、

・広告を打つときに連絡するところを知っている
・広告を打った時の効果を知っている
・広告を打つときにかかる費用を知っている

ということがあるからです。

■広告を打つときに連絡するところを知っている

え、そんなの簡単じゃないの?

とお思いの方、じゃああなたが大好きな雑誌に広告を入れようと思ったらどうすればいいかわかりますか?

街中の大きな看板にあなたの作ったゲームを載せたいと思いったら?

ゴールデンタイムにTVCMを流すには?

渋谷ジャックをするには?

4月3週にいろんな雑誌の表紙をまとめてあなたの作品にするには?

規模が大きくなればなるほどわからなくなりますね。

実は個別には調べればすぐにわかったりもするのですが、やったことがない人は不安ですよね。

そういった知識があるので広告代理店は力を持っているのです。

■広告を打った時の効果を知っている

では上記で上げたような各広告を打った時の効果はわかりますか?

おそらく3年前の広告とは効果が違っていると思います。

TVCMなんて番組によってみている層や人数も変わるでしょう。

どこ広告がどれくらいの効果を持っているかを知っているから広告代理店に力を借りるわけです。

■広告を打つときにかかる費用を知っている

実はこれが一番大事。

100万円の予算があるのならそれで最大限得られる効果が欲しいですよね?

TVCM打つならどれくらいの費用がいるのか知りたいですよね?

CM制作にいくらかかるか、TVのCM枠を抑えるのにどれくらいかかるか、そのあたりがわかっていないと簡単にカモにされてしまうのです。

TVCMでかかる費用なんてピンキリなので予算があるなら派手なものを提案されます。

どれくらいかかるか、どれくらいの効果を期待しているのか、そこでしっかりと財布を閉めていないとお金はいくらでも飛んでいきます。

ゲームショウなんかでステージをやるとき、代理店に頼めばそりゃあ楽ですよ。

でも自分で司会をやって、自分で登壇する人に出演金額交渉をするならその費用は倍近く変わってきます。

何か提案された時でも、通常の費用より低いのであればやってみようかという判断もできるかと思います。

「どれくらいの費用がどういった理由でかかるのか」というのは、お金を扱うようなプロデューサーであれば常に気にしておかないといけないのです。

■広告代理店について

わたしもゲームがリリースしたときに広告代理店にいろいろとお仕事をお願いしました。

彼らを魔法使いか社会の黒幕のように言う人たちがいますが、普通の人たちですよ。

普通に失敗します(笑)

自分自身も知識を持って取捨選択しないと簡単に失敗に巻き込まれます。

ただ努力していることも確かだと思います。

サイバーエージェントはネットの広告代理店というところで伸びてきたと思うのですが、本当にいいところに目を付けたなと思います。

今後一番伸びてくるネット広告をコントロール立場に立ったわけですから。

ゲーム開発者にとっては広告代理店は便利な道具の一つ!

うまく付き合って活用してください!

そのためには必要な知識をちゃんと蓄えておくことが重要です。

敵を知り、己を知ればですよ!

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