最近新卒採用の評価で、就活生のプログラムを見ることが多いのですが注意事項を書いておきます。
■C言語の呪縛から離れましょう
一番言いたいのはこれなんですよね。
先生の中にも、ゲーム開発の現場の中でも、C言語に対するリスペクトがあります。
『結局C言語がわかっている人は使える』
いや言いたいことはわかるんですよ。
メモリ周りなんかがわかっていないと低レベルの実装でつまずくことが多い。
機械の理解なんかもC言語がわかっていると有利なことが多い。
それは確かにそうなんですが、ただ2年制の専門学校でC言語なんか勉強してたら時間なくなっちゃいますよ?
C++で組んでいる、C#で組んでいる、そういったソースはC++ならではC#ならではの組み方をしていないと、明らかに減点対象です。
C++やC#なのにまるでC言語のソースのような提出作品をよく見ます。
2年間しか時間がないのであればC++やC#の言語使用をちゃんと調べて使いこなすほうに時間をかけたほうがいいです。
■低レベルの知識
あるに越したことはないと思うのですよ。
確かに私はアセンブラを勉強した結果、いろいろできるようにはなりました。
それでも新しい言語が全部きちんと対応できているかといえば「NO」です。
実際の職場では今開発している言語がわかっているほうが役に立つことが多いです。
ルールを理解してそれを十セすることができる人でないと、実際の商品として出すプログラムを組んでもらうのが難しいからです。
C#であれば下記の書籍の内容とかが踏まえられてソースが構築されているとかなり評価が高いです。
まずは目の前の就職という壁を現実的に乗り越えてください。
現場に入ったあと情熱があれば、それ以上の知識は身に着けていけると思います。