最近特に表題の内容に関して強く感じます。
■空気を読め、という人が一番の元凶
状況を見て判断する、ではなくやってほしいことは適切に伝えるべきです。
やるならやる、やらないならやらない。
それもしてないで「なんでやってないんだ!」と騒ぐ人が生産効率を下げる元凶です。
忙しいから状況を見て判断してほしい、という考え方ではなく、忙しいからこそちゃんと伝える、という手段を取るべきです。
1個の処理がアップされていて、それができているのかできていないかわからない。
わからないから対応しなかったら、後からなんで確認しないのかと怒られる。
処理をアップした人が偉い人だったり、忙しかったりするとよくあるのですがそんな状況になっているのが全体の効率を下げているということに気が付いてほしいですね。
■プログラマ同士でも
もっとちゃんとコミュニケーションをとったほうがいいです。
AさんとBさんがお互いに影響を与えるような処理を作成するのであれば、お互いに確認するべきです。
にもかかわらずそれぞれの指示者のみの確認で済まそうとすることがあります。
確かに自分の責任の範囲を決めるという点ではいいのかもしれませんが、結果あとで新たな仕事が増えたりしないでしょうか?
ちょっとした確認を避けたがゆえに、結果そう作業量が増えてしまうのであれば意味がありません。
指示を出しているほうはちゃんと相互の作業で出る問題の把握に努めるべきですが、担当者のほうがわかりやすい懸念材料は必ずあるはずです。
合理的に現在の作業を進める、よくするという視点で作業は進めるべきです。
こうあるべきというべき論は重要ですが、結果自分の作業が増えているのであれば間抜けというしかありません。
■揚げ足取りの文化になったなあ
ここまで書いたことは矛盾した内容に思うかもしれませんが、単純に仕事を進めることに注力するべきだということです。
指示者が努力するのではなく、作業者が努力するのではなく、お互いに努力するべきなのです。
ネットが普及してから揚げ足取りの文化が進んでしまったような気がします。
結果自分のやる作業を限定して揚げ足を取られないようにして、結果より大変な状況になっても仕方がないといしている。
日本の生産効率が下がったのと、ネットの普及は相互作用があるのではないでしょうか。
他人の動向に気を使いすぎですね。
自分の仕事が大変になっても揚げ足を取られたくないって、そりゃ幸せになれなくて当然ですよ。
そういった部分をちゃんと抑制していかないと、なかなか生産効率は上がらないように思います。