昔から問題があるといわれる人がチームに割り当てられることが多いです。
普通だったら受けないような変なタイトルを受け持つことが多く(短納期とか技術的に不明なもの)、そういった人材しか回ってこないのです。
でもたいていの場合、全使える人材じゃんって感じることが多いです。
確かにそういった人たちは「特定の仕事の進め方」、「特定の役割」しかできない人であることが多いですけどね。
でもそういう人が活躍できるかどうかは使われている方でなく、使う人の方の能力次第です。
「特定の仕事の進め方」、「特定の役割」でしか活きない人材ならそのやり方でやらせてあげればいいでしょう。
マネジメントのほうを工夫すればいいだけで、そういった対応力がない指導者のほうが問題ですよ。
確かにチームリーダーとしては自分が100%やりやすいやり方にはならないですが、他人の得意なやり方に合わせるのは自分の能力や開発手法のバリエーションを増やすいい機会です。
適切な仕事の割り振りを行えば、ちゃんと活躍してくれます。
良いパターンだと違うチームに行っても、あのチームで使われていたような役割を与えればいいんだということで引き続き活躍しています。
ただ悪いパターンだと、別のチーム行ってそのチームリーダーのやり方にはめ込まれて再び力を発揮できなくなっている人もいます。
そういうチームリーダーは私のことを「見る目がない、使えるとか言ってたのに使えないじゃないか」とか言ってくるんですよね。
あんたの能力が足りないだけだろうと。
これ既存のメンバーの話だといいのですが新卒採用で起こると面倒です。
私が見るに多少問題はあるけど活躍できる場面も多いなあ、という人を採用しようとするとさっきのチームリーダーみたいな人が「あいつは見る目がない」とか言い出すわけです。
挙句新卒採用から外したほうがいいのではないかとか言い始める。
でもって人が足りなくって困る、とかいうのもそういう人だったりするんですよね。
新卒採用を頑張ろう、という時には新卒の取り方に工夫するだけでなく使う方のマネジメント能力も上げないと駄目ですね。