マンガソムリエのコーナー、3回目です!
何気に本ブログゲーム開発の話題より漫画レビューのほうが人気です(苦笑)
■GIANT KILLING(53) (モーニング KC)
今現在一番人気のあるサッカーマンガではないでしょうか?
選手視点というよりも、監督視点というところが特徴のサッカーマンガですね。
シチュエーションは「アジアカップのオーストラリア戦」。
椿の成長が漫画ながらワクワクします。
代表戦は面白いのですが、本来主人公である達海がほとんど出てきませんね。
GIANT KILLINGには監督採用する戦術の面白さを見たくて読んでいるところがあるので、少し残念です。
もう少し展開が早いのなら代表戦もありなのですが、椿以外の登場人物にもしっかりとスポットが当たっているので少し展開が遅いです。
このままだと本来のJリーグの試合のほうが盛り上がらなくなっちゃいませんかね?
■ひらけ駒!return
1巻と2巻とまとめて読みました!
もともとモーニングで連載されていて8巻まででています。
こちらの方を読んでいて続きが出ないかな、とおもっうているうちに何年もたっていました。
内容としては「これから」プロの棋士を目指す子供のお話。
将棋を好きになって、本有に強くなる段階での大変さが描かれています。
わたしは「ヒカルの碁」が相当好きだったんですが、同じように好きな方にはお勧めの内容ですね
中断していたのが改めて再開したようですね。
でも作者さんのtwitterのコメントを見ると2巻で打ち切りだったようです。
それでも私は感動したんですよ。もう続きを見れないと思っていた作品が再開されて、打ち切りのような形でも最後までちゃんと描かれている。
正直いろいろしんどかったと思います。それでも私のように待っていたものにとっては意味のあるものだったのです!
好きな漫画で更新が止まっているものが多いです。
そういう作品も構想のプロットだけでもいいので最後を知りたいと思うのは私だけではないと思います!
■グラゼニ~パ・リーグ編~(6)
スポーツ漫画が好きです。
グラゼニはkindleで無料キャンペーンをやっていることが多く、それで読み始めました。
最初はお金がらみの話題の話が中心でしたが、現状はベテランになった夏之介が高い身体能力なしにいかに活躍するか、という話になってきました。
野球好きな方には150kmの球でも打たれる投手がいれば、130km台でも抑えるピッチャーがいることは知っていると思うのですが、なんでそれが起きるのかというのは極めて謎です。
それに対しての答えをそれっぽく描いていますね!
それっぽいというところが重要なんですよ。野球は好きですが経験者じゃないですからね。事実は置いておいて何となくの納得感があるのが重要です!
グラゼニはその納得感を作るのがうまい作品だなあと思います。
■BLUE GIANT SUPREME (9)
プロのジャズサックス奏者を目指す大の物語。
ヨーロッパをどさ回り中です。
今巻はレコーディングがおこなわれ、その収録のシーンが良かったですね!
でも、そうですね。好きなんですが少し間延びしてしまったかなあと思います。
ここずっと同じような展開なんですよ!
この手の話はプロになるまでが面白くて、その先はかなり展開に工夫を入れないと間延びしちゃうんですよね。
作者さんの以前の「岳」も面白かったのですが、やはり後半同じような展開が続いてしまっていました。
それを避けるためには「海猿」のように、どんどん災害のレベルを上げていくしかないんですよね。
そういった展開が苦手というか、嫌いなのかもしれないですね。
今後の大きな展開があることに期待しています。
■アオアシ (18)
いやあ、サッカー漫画たくさん読んでいますが一番好きかも!
「アオアシ」は高校生、ユースからプロを目指す!という舞台としては一番面白いところのお話です。
詳しくは本編を読んでほしいのですが、単純にFWで点を取ったりトップ下で司令塔をするような話ではありません!
あと主人公はユースに参加するような選手としてはいまいちな能力なのですが、ガンガン成長するし活躍もするし、その活躍にはちゃんとした納得感があるし、でいうことないです!
恋愛要素がほんのり入っているのもいいですね。
ずっと単行本派だったのですが、ついに我慢できなくなってスピリッツを毎週読むようになってしまいました。
18巻は表紙にもいるトリボネがいる船橋学院との対戦の序盤。
戦いの戦術が本格的なのもこの作品の面白いところ。5レーンという戦術を知りたい人はアオアシ18巻をチェックです!
■ハイキュー!! 40
VS鴎台戦第二セット。
ハイキューはバレー漫画です。背は小さいがジャンプ力のすごい日向くんと天才セッター影山君のお話。
この二人のコンビがいいですね。
展開が早いのも個人的にはおすすめポイントです!ちゃんとわき役にもスポットを当てるのにこの展開の速さは脅威ですね。
序盤の展開がポイントだけ抑えて手早く進みますし、後半も変に時間をかけたりしないのがいいです!
チーム力であったり勝敗を分ける原因をしっかり描いているからいいんですよね。
バレー漫画はむつかしく、絵面的に同じようなものになりがちなんですよ。
でもハイキューはコンビネーションにバリエーションがあるので飽きが来ないのです。
このペースで進んでほしいですねー。
■喧嘩稼業(12)
今一番好きな漫画ですね。
喧嘩商売の頃から大好きです。
木多先生は「幕張」の頃から知っているのですがその時は全然でした。
格闘技のマンガは好きだったのですが、木多先生に描けるのかいなと思っていたのですが、こんなにバリエーションがあって各格闘技もしっかり描いた漫画はないです。
話の本筋も面白いのですが、たまに出てくる裏ストーリーも魅力的!
本筋は主人公の十兵衛が喧嘩をする話ですね。弱くはないですが、一般的に汚いといわれるような手も使って勝負していきます。
それだけではなく、格闘技としても工夫して戦うため一本調子になりません。
裏ストーリーは山本陸という強い空手家の話、その師匠と弟子たちの話、文さんという十兵衛の師匠のかたき討ちの話、が全部絡み合って少しずつ謎が明かされていきます。
これができるんだったら最初からこういう漫画を描けばよかったと思うのですが。好きじゃないとできないと思うんですよね。
個人的に「バクマン」の平丸先生のモデルって木多先生じゃないかって思っているんですよね、何の根拠もないですが。
漫画家にこだわりがないけど天才肌で。
12巻は上杉と芝原の序盤戦。
二人とも喧嘩商売の頃から登場していて強さを示しているので展開が楽しみです!
■BE BLUES!~青になれ~ (37)
サッカー漫画ばっかり読んでいますね。
BE BLUES!~青になれ~は作品の序盤に天才少年の龍に衝撃的なことが起きます!
それを乗り越えていく話だったのですが、現在はすっかり乗り越えて普通のサッカー漫画になっております。
この漫画は主人公の龍より、桜庭という天才ながらも自己中なFWが魅力的で読んでいます!
この37巻でようやく気持ちよく桜庭が活躍しています。いやー長かったなあ。
もったいないですよ、絶対に離脱した人多いと思います。
「アイシールド21」が好きだったのですが、武蔵というキッカーが出てくるのですが事情があってチームになかなか合流しません。
引っ張りすぎていざ合流した後に全然思い入れがわかない。人気も出ないし活躍もしないし。
そういったものを見ているので同じようにならないかとひやひやしました。
「アイシールド21」が始まったときは「スラムダンク」を超えられるかも!と思っていたんですがねえ。
BE BLUES!~青になれ~は進行が遅いんですよ。でも37巻で一気に話が進みました!
どうでもいいわき役に時間を使いすぎなんですよね。
ここからの展開には期待です!
■ONE PIECE 94
私はkindle派なので今月94巻の紹介です。
ONE PIECEはkindleの発売が紙の本から1か月後なんですよね。これずっと続けているんですが、一貫していていいなと思います。
ONE PIECEくらい売れている本にはおまけがつけたくなるんですよね。
ちょっとしたおまけをつけて200円単価を上げるだけで売り上げが一気に上がります。
でもそういったことをほとんどしません。
kindleの使い方が下手な漫画は、当日までkindle版が購入できないとか、おまけがついているときだけkindle版の発売が遅れるとか、そういったことが起きます。
これやられるとkindle派は裏切られたような気になるんですよね。下手するとマンガ喫茶で読んで、そのまま買わなくなっちゃったりすると思うんですよ。
こういうことをやっていることで部数を下げているのにいい加減気が付いた方がいいです。
でもONE PIECEは一貫して1か月遅れで出します。遅れたとしても定期的であれば読者はそういうものだと考えると思います。なぜなら私がそうだから!
とまあそのあたりは置いておいて、ONE PIECEあと5年だと終わらないんじゃないですかね。
正直話は面白いのですが、漫画の絵を追うのがおっくうになってきています。
まあ原因はわかっていてキャラクターを出しすぎているんですよ。
四皇が出てきてからルフィがスカッと勝てることもなくなってきましたし。もう一度修業期間は取ってしまったのでもう取れないですよね。
キャラクターを減らしたり、ルフィをもっと強くしないと展開が早くならないと思うんですよ。
そういうのなしであと5年で終了は現実的ではないかと。
藤田さんが良いtweetをしていたので紹介します。
こんな力感の入ったパンチ、一生に一度くらいは描いてみたいものだ。
— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) November 17, 2019
そして戦いの中に入る情念のこもった表情。
線が丁寧で、見やすいのに伝わって来る。
アクションの時はめちゃくちゃ怒って描いている自分の場合は、線が怒ってしまってクールじゃないのですよ。
スゴイなあ。 pic.twitter.com/PrnaxIEdKR
いやあ、改めて言われると森川先生の絵はすごいですね。
いまのONE PIECEにはこういった絵のわかりやすさがないんですよ。
序盤はあったと思うんですけどねえ。情報量が増えてきたのに展開を早くしようとした結果、わかりにくい絵になってきているのだと思います。
まあだからといってキャラ殺したりもできないですからねえ。
どうであろうと私は最後まで付き合うと思うのでいいですけどね。尾田先生はお身体だけ気を付けてほしいですね。
とまあ今月はここまで!
「あさひなぐ」を全巻一気読みしたのでレビューしようと思ったのですが、「あさひなぐ」は別日にもっと時間を取ってレビューしていこうと思います!
近日公開予定、お楽しみに!
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