東京ゲームショウ2019のレポートを書きたいと思います!
今回は入場者数が減ってしまったようですね。
東京ゲームショウ2019、4日間の来場者数は前年からやや減少の26万2076人 入場料の値上げが影響?
9月12日から4日間、千葉県・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2019」が9月15日閉幕し、4日間の総来場者数が26万2076人となったことが分かりました。歴代の来場者数としては5位で、過去最多となった2018年(29万8690人)からは約3万6000人の減少。 ...
今年のゲームショウは昨年に比べてモバイル(携帯)ゲームの出展が減っていた印象です。
GREE、DeNAのブースはありませんし、モンスターストライクやFGOの出展もありませんでした。
代わりに既存コンシューマーゲーム会社のブースは盛り返してきた印象です。
そういった企業も、その会社で盛り上がっているモバイルソーシャルゲームの出展はあんまり前に出してきていなかったので、全般的にモバイルソーシャルゲームの印象が薄いゲームショウになりましたね。
ゲームをやります!っていうユーザーでそれのほとんどがモバイルソーシャルゲームという人は多いですから、今回のゲームショウには興味が持てなくても仕方ないですね。
どうせゲームショウで見せるのであれば最新の技術を!という側面が強いですし、多様化された現状だとゲームユーザー全般に訴求するのはむつかしいのでしょうね。
あとは気になるところでは、レベルファイブの出展がなかったですね。
ここ最近のところでリリースするタイトルがないのですかね。
レベルファイブはどちらかというと次世代ワールドホビーフェアのほうが力が入っているのでしょうし、そのあたりも多様化なのでしょうね。
■今回のゲームショウで見えてくるもの
大手ゲームパブリッシャが世界に売るようなビックタイトル作らなくなっていますね。
コナミはウイニングイレブンシリーズ、セガゲームスは龍が如くシリーズ、カプコンはモンスターハンターシリーズ、というようにシリーズものを世界向けに作ってはいますが、新作であったり複数のタイトルであったりというところまではいっていない印象です。
世界向けゲームが少ない、というところでいまいち盛り上がりに欠けているのではないのかなあとも思います。
この傾向は世界的にも同じで、もうビックタイトルは大手デベロッパーではなく独立系ゲームスタジオが作る時代なのでしょう。
個人的感想を言うと、今回一番盛り上がっていたのは『DEATH STRANDING』だったのではないでしょうか。
あれくらいのゲームの開発を行おうとすると、大手デベロッパーであっても成否で会社が傾いちゃいますからね。
安い給料で開発、成功したら大金を得る、というような開発スタイルでないと成り立たないのでしょう。
大手にいて「うちの会社はチャレンジをしない」って言っている人は、そもそも遅れているのかもしれません。
自分としては…どうしましょうね。
いつも最新技術でハイクオリティの開発ができるように研鑽してきましたが…、今から独立っていうのは悩ましいところです。
日本の誰かがお金を出してくれるのであれば考えるのですが、お金を出してくれるのも海外となるともう日本のゲーム界がどうなることやら。
割と早い段階で全員フリー、国籍も働き場所もフリーになってゲーム開発を行う、という未来を予測していたりします。
それが明るい未来なのかどうかは、それぞれの手腕次第でしょうね。
そうなったら本当に力のある人しかゲーム開発にかかわれなくなっていくでしょうから。
私としてはそこに漏れないように日々研鑽していくだけです。