緊急レポートです。
今年は新型コロナウイルスの影響で採用関連のスケジュールが無茶苦茶になっています。
今年度就職活動をされている方は不安に思っていると思いますので、今できるアドバイスをしたいと思います。
■会社説明会は当てにしない
各社会社説明会の予定が飛んでいます。
サイバーコネクトツーさんのように動画配信されたところもありますが、準備できていない会社さんの方が多いと思います。
出社することもままならないことから、私の会社でも予定していた会社説明会がいつできるのかが不明です。
自粛が解除になっても本来の開発の方で滞っていることが多いでしょうから、どこもなかなか行われないと思います。
■採用活動は進んでいないの?
進んでいますよ。
私自身応募作品を順次評価しています。
応募作品の評価であればリモートでもできますので、今応募している人は何歩も前を走っているといえます。
逆に会社説明会を待とうという人は遅れているという認識を持った方がいいです。
例年は会社説明会を行って、そこから採用活動を進めていた企業さんでも、今年は応募ベースに切り替えている可能性があります。
優秀な人が応募してきていて採用が決まれば、そこで採用活動が終了することもあります。
今年は大手、中小にかかわらず応募を絞ることがありますから早めに動くことをお勧めします。
まずは自分の第一志望の企業さんの応募が始まっていないか確認しましょう。
そしてほかに気になる企業さんが募集していれば応募しましょう!
■応募作品について
気が付いたことを書いておきます。(主にプログラマー向け)
・履歴書は誤字がないように
PCで作成したもので全然かまわないので誤字がない方がいいです。
プログラムをコミットする前に見直さない人は嫌われます。
履歴書が間違っているのはそのレベルだと思います。
・プログラム提出の場合は資料をしっかりと
ヘッダーにはちゃんとコメント入れましょうね。
あと特にみてほしい部分があるのであればちゃんと書いておきましょう。
フォルダだけ入れていると、見てほしくないところを見られて見てほしいところが見られないことがありますよ。
・ちゃんと個人製作作品を入れる
時間がるときであればヒアリングできるのですが、今の状況だと難しい。
グループ制作の作品しか入れていない人、作品紹介の割合がほぼグループ制作だけの人はそこで落ちる可能性があります。
それぞれものすごく基本的なことですが、上記が全部できている応募作品がほぼないです!
逆にこの辺りのレベルをしっかり押さえておけば、面接まで進める可能性が高いと思います。
■ひどい提案ですが
本当にゲームを作ることを生業にしたいのであれば、とりあえずゲーム会社に入ってしまうのがいいと思います。
下手にSESの会社などに入ってしまうと、なかなかゲーム業界に移ることは難しくなります。
ゲーム業界で実績を出せば、何年か後に転職することも可能でしょう
今の状況であれば、そのための就職と割り切ることも必要かと思います。
安定しているからとか、試しに受けてみよう、くらいだと今年に関してはお勧めできないかもです。
傾向として例年より、あなたの能力に見合ったところよりも低い企業しか受からない可能性があります。
そうなるとどうしても仕事がつまらなくなってしまいますからね。
私が最初の転職をしたときに東日本大震災が起きました。
もうやめることが決まっていたので本当にどうしようか、どうなるんだろうと思いました。
それでもちゃんと探せばちゃんと仕事がありました。
ありがたいことにゲーム会社は不況に強い傾向があります。
私はゲーム業界のことしか詳しくありませんが、ちゃんと採用はあると思いますので頑張ってください!