ゲーム制作者サイトなのでコロナ関連の話はあんまり載せないようにしているのですが、自分がどう考えていたのかという記録にもなるのでちょっと書き残しておきます。
■ここまでの政策の振り返り
基本的に妥当だとは言わないまでも「ようやっとる」だと思います。
経済のほうを重視するのか、医療の方を重視するのか、という部分があやふやだといわれていますがそもそも国民からしてあやふやじゃないですかね?
私としてもどっちを重視すればいいのかはわかりません。
じゃあ国民の判断に任せよう、というのも微妙ですねえ。
現状はあまりにも世論がヒステリックで、正しい判断ができるように思えません。
Aさんは政権批判している、Bさんも政権批判している、だから政権が間違っているに決まっている、というのはAさんの意見もBさんの意見も矛盾していないのであればそうなのでしょうが、そうでなければ誰も正解がわかっていないだけですよね。
普段はそのあたりが冷静に判断できていると思うので選挙で決めるのもいいと思うのですが、現状だとマイナス面のほうが多そうだと思います。
どっちつかずだ、という意見はわからないでもないですが「じゃあどうすればいいの?」と思いますね。
■国民の意見は間違ってきていない?
個人的に一番失敗したなと思うのは持続化給付金ですね。
振り返って考えるに、これ一律の給付じゃなくて特定の職種に絞ったほうが良かったですよね?
あとなんであんなに急いで決めないといけなかったのか。
長引くということは結構言われていましたよね?
でもヒステリックに一律に早急に配布するべきだという発言をする人が多かったですよね?
そして今その反省がないのも気になります。
マスクの配布だってあんなにたたくようなことでしたかね?
あの時は冷静さを書いていた、という話をついぞ聞かないのが怖いと思っています。
■Go Toに関して
Go Toに関しても批判すべきところがおかしくないですかね?
移動自体は問題ないと思いますよ。
移動が問題ではなくて、その先の会食時に対策を行わないのが問題のはずです。
どちらかというと連日「Go Toやっているんだから国民の気が緩んでも当たり前だ」と連日繰り返していた地上波放送局のほうが問題ではないでしょうか?
旅行業界をどうにかしようという苦肉の策を取ったのに、事業的には比較的影響が小さかった放送局が積極的に旅行業界の足を引っ張るのはどうなんでしょうかね?
懸念事項を上げていただけというには程遠いとおもうのですが。
当初はGo Toを実施するんだから気を緩めてもいいと思っていた人の割合ってそんなにいなかったと思うのですが。
その割合を無視して大量に気を緩めてもしょうがないという意見を垂れ流していたのは確かですよ。
それに対しての反省がないのは本当に救いようがないと思います。
■嫌な情報が多い
耳に入れたくない情報が本当に多いです。
ニュースとしての情報は欲しいのですが、地上波放送からそれを得ようとするとマイナス要素が多すぎます。
ラサール石井氏のツイートとか見たくもないのにあちこちのネットニュースに載るのも不快ですね。
不快になるということは何か引っかかるところがあるのだとは思うのですが、それにしてもマイナス面が大きすぎますね。
役に立つ意見よりも他人の気分を逆なでする情報のほうが訴求力があるというのが問題ですね。
唐突なんですがこちらのインタビューがすごい良かったんですよね。
川上さんが「ネット上の問題児を世の中から排除している」ということに憂慮されています。
ただ残念ながらその流れは加速するでしょうね。
今年流行するのは特定の情報を遮断して提供するようなサービスじゃないですかね。
具体的に言えばラサール石井氏や西村博之氏の情報は目に入らないようにしたい、と設定すればその足りを遮断してニュースを提供するサービスです。
多様性は重要ですが、世の中の人の生活のしやすさを犠牲にしてまで無制限に保証するものではないと思います。
無責任に暴言を吐き散らす人の影響力を小さくしていくことが出来るのであれば、今この状況になったということも後々プラスになるように思います。