https://s.famitsu.com/seri…/chasergame/201908/19181486.html
面白いですよね、読んでます。
本編でゲームデザイナーの本田さんの行動が賞賛されていますね。
クライアントに限らず、コンテンツオナー、会社の偉い人など、開発をやっていると無茶ぶりに出くわすものです。
ただそういったものに立ち向かわずに、かわしていくという行動は実際の現場では非常に有効です。
自分が無茶ぶりにあった時に考える行動を以下に書いておきます。
まずそんなことやるの?という指示が来たときは以下の画像を思い出してください。
割と有名な画像ですね。実際に要望されているものと、お客さんの説明はずれていることが多いですよということを説明している画像です。
強い要望があったけど、ほんとにそれその意見言った人の欲しいものなの?と考えることが大事。
次に大切なのが、だからと言って戦わないこと。必要ないんじゃないかという反対意見をいきなりぶつけても、いいことがないことが多いです。
まずはヒアリングして本当に必要だったものを聞き出すことが大事。荒唐無稽なアイデアを出して来る人の意見は軽視されがちです。
ただなんでそれが必要かということを確認してみると、確かにその対策を考えておかないとまずいなということが多かったりします。そのために実現方法に問題があるだけだとしたら、簡単に反対しちゃっていいものでもありません。
・まずは聞き入れる姿勢を見せる
・ヒアリングでなぜそれが必要なのかを聞き出す。
・一旦持って帰る・意見を出した人の要望の見積もりと、本質的に必要なものを実現するための別案の見積もりを作成
・次回両方をプレゼンする
これをちゃんとやれば別案に決まることが多いですよ。
大概の失敗はやる、やらないの戦いにしちゃうから発生します。問題を指摘してくれた人と同じ方向を向いて、どんな問題も拾っていかないとプロジェクトはなかなか成功しません。
それにしてもチェイサーゲームはよくやるなあと思います。今の時代だとCC2さんにとっていいイメージだけではなく、悪いイメージも付いちゃいますからね。まあそのあたりもわかってやっているんだとは思いますが。
また面白い話があったらとりあげていきたいですね。