連載の序盤から気になっていたユウキの態度。
今回で詳細が語られるようです。
チェイサーゲームの根幹にかかわる話となるのか?
さっそく解説スタートです。
■心臓の病気
カナンが心臓の病気!
そして手術するのにアメリカで4000万円!
ちょっと昔の少女漫画のような展開ですが、実際自分の周りで起きたら大変ですよね。
以前も書いたような気がしますが、ゲーム開発者の退職原因の一つに身内の病気があります。
もうこれは周りフォローがとても難しい。
「仕事を辞める」という選択をとる人を止められない案件です。
■今『大事な話』をしているんだ
若干魚川さんがかわいそうですが、お話としてクライマックスなのでしょうがないかと!
桐澤さんが「私が対応するから」ととりなしてくれていますね
お仕事しているときにこういう対応をとってくれる人がいるのといないのとでは大違い。
なんでも順番通りにルール通りにやればいいものじゃないんですよね
■「マコちゃんと同棲してたぁ」
あらあら、そりゃあショックでしょうね。
でも社会人になっているんですから、その前に確認しておかないといけないことでしたよねえ。
まあ実際は社会に出てしまうと、離れてしまった思い人より身近にいる人の方に惹かれていくもの。
運命の人がいつまでも待っていてくれるのはフィクションの中だけですよ!
■苦悩するユウキ
そしてユウキは苦悩するわけですね。
イライラしてもめごとも起こしてしまう、と。
まあ現場だと迷惑ですけどね。
どうしたらいいか?
まあ一旦は周りに相談するべきです。
誰かが何かをしてくれるわけではないですが、配慮してくれる人も多いですし。
話を聞いてくれる人がいるだけでも随分と助かることが多いですよ。
就職活動の際にコミュニケーション能力を重視しているのは、こういう時にちゃんと相談できる人であってほしいからです。
学生なら長くて、3~4年で環境が変わります。
職場だと下手すると何十年間でしょう。
当然ユウキのように、自分でどうしようもない状況に陥る可能性が上がります。
そういう時に「他人にかかわりたくない」、「他人にかかわってほしくない」という人は迷惑なんです。
このユウキのように誰にも話が出来ずに、もめ事を起こすなんて本当に困りますね。
■困りごとか?
ここで松山社長が登場!
かっこいいですが少し笑ってしまいました。
でもこういう時に偉い人に話を聞いてもらうのは悪いことではありません。
上司は部下の数だけ相談を受けていますからね。
困りごとを聞いている回数も多いでしょうし、その分知っている解決策も多いでしょう。
より具体的な対策も取れますしね。
「こんなことで上司に迷惑をかけられない」と思っているより話してしまったほうがいい。
上司としては一人で悶々とされているほうが困るかと!
ととりあえずこんな気になる引きで次の話に続くわけですか。
松山社長がどういう回答を出すのか!
■番外:ゲーム開発者で4000万円稼ぐ方法
ちょっと本編から離れて、ゲーム開発者が4000万円稼ぐ方法を考えてみましょう。
私が就職した時期は今よりも景気が良くて、それなりの金額をもらっていたかと思います。
それなりに出世もさせてもらったのですが、それでもキャッシュで4000万ためるのは無理だなあ。
家のローンだと考えればギリギリ、それ以外の生活をすべて犠牲にしてどうにかねん出できる金額です。
じゃあ、ゲームクリエーターは4000万稼げないのか?
身の回りでそれくらいの金額を稼いだ人は何人かいます。
具体例を挙げていきましょう。
①上場益を得る
②役員になる
③ボーナスを得る
・上場益を得る
実はこれが一番多いです。
スタートアップに参加して上場させて、ストックオプションをもらう。
ソーシャルゲーム最盛期には上場する会社が多かったですから。
上場するときに重要なポストについていないといけないので、すごく働くか、ある程度実績がある状態でタイミングよくジョインする必要があります。
でも上場前の会社って給料安いし、働き方も安定していないことが多いです。
そこを我慢できるかどうかですねえ。
・役員になる
これが意外にねらい目。
役員って役員報酬がもらえるんですよ。
大きな会社でも小さな会社でも、実はここに大きな差がなかったりします。
でも小さな会社の役員は大変だと思いますけどね。
責任も重いし、なかなか成果を出せる人材がいないことが多いし。
ゲーム開発そのものからは離れないといけないことが多いですしね。
・ボーナスを得る
これは次の話で話題が出ているので、次に回します!