こちらの漫画を読んでいろんなことを思い出しました。
予備校で天才に出会う話 【1/11】 pic.twitter.com/xMRc5N9Z1M
— Fuki (@fuki_ii) September 18, 2020
■昔は勘違いがたくさんいた
昔のゲーム開発には自称十年に一人の天才が何人も入社してきたものです。
まあ実際はそんな才能がある人がそんなにいるわけなく、そのうち身の程をわきまえるのですが。
でもそのわきまえるのに2、3年かかるのですよ。
2、3年は自分は天才だと信じて頑張って仕事してくれます。
その自分が天才だと信じてやってくれた仕事の成果がばかにならないのです。
■今は勘違いが少ない
今現在はそういう勘違いした新人はほぼいなくなってしまいました。
ネットを観ていれば自分よりすごい人に出会ってしまいますから。
表面上扱いやすそうなのですが、自分の能力以上に頑張る人が減ってしまっています。
さらに厳しいことに自分の能力を過小評価する人まで現れています。
そういう人はその人の能力以下の成果しか出せなかったりします。
■上には上がいる
それはその通りなんですよ。
でもだからと言って、自分の能力より上に行けないかどうかはわかりません。
先を目指して頑張って売るうちに、全然目指していなかったけどとんでもないところまで行けることもあります。
ゲームに限って言うと、個人の能力と成果ってあんまり正比例しないんですよ。
おそらくエンタメ全般そうだと思うのですが。
作品が勝手に独り歩きしたり、作品に育てられたりもしますから。
なので自分の能力以上の結果を出すことは可能なんです。
ただ自分はここまでだろうって線を引いた頑張り方しかしていないと、自分の能力以上の結果にたどり着けません。
事実がどうであれエンタメを職業にするのであれば、自分は天才だって思っておいた方が得なのです。