年明け1回目の更新です!
さあ更木さんはどうなってしまうのか?
ワクテカしながら感想スタートです!
■弊社の担当から外れていただきます
更木さんがあっけにとられていますね!
読者のストレスを一気に晴らすこの一言!
更木さんは「ぶひゃぶひゃ」笑っていますが。
本人に担当を外れてもらうという話をデベロッパーの方からすることはありませんから、まあ冗談と思われてもしょうがないかもですね。
言われるときは所属の会社の上司に会議室とかに呼び出されて言われるものです。
管理ディレクターとしては死刑宣告なんで、その場合は笑ってられないですよー
■消えた機材
うおー、購入した機材を本田さんが読み上げています。
更木さんの顔色が変わっていく!
消えちゃったということは「ちょろまかしている」ということでしょうね。
実際にこれがばれたら刑事罰とかになるんじゃないですかね?
いわゆる業務上横領になるかと…
そりゃ顔色も変わるわー
ただこれができるということは、ジーガ社さん機材管理甘いわ。
他社に機材を提供する場合はシリアルコードとか登録して、開発が終わった後に回収することが多いです。
た・だ・し、そこまでは管理がちゃんとしていることが多いのですが、返却された後の機材をうやむやにしてしまうのは意外に成功率が高いと思います!
購入からある程度時間が経った機材なんて、再び使うことがないですからね。
4、5年後に「あれどこいった?」、「どこにもないから紛失したな」、で済ませてしまうことは”まれに良くあります。”
更木さんも回収したといって実は回収していない、という手法を取ったかもですね。
■追加予算を発生させる
更木さんがやっていたことは追加予算を発生させることでキックバックを要求するですか。
あんまり考えたくたくないのですが、実際にあるでしょうね。
私が"あるでしょうね"と思うのは「明らかにそうだろう」と思っているけど確証が持てない案件をいくつか知っているからです。
実際この手法は何度かやると親会社に目を付けらえるので、本来は複数回行うのは難しいです。
しかし何本かヒットを飛ばしているようなプロデューサーだと、会社の監視が甘くなることがあります!
開発が伸びても追加予算もらえたほうが嬉しい、という会社さんも少なくないと思うので根絶は難しいですねえ。
そうやって期日を伸ばしたほうが良いゲームになったりすることもありますし。
ただ、ちゃんとやっている開発者をないがしろにしていることには間違いがないんですよ!
そういう因果はちゃんとめぐってくるので、私はやらないほうがいいかと思います。
■相手を油断させる天才
タツヤくんのアビリティきたー!
なんかバカにしているように聞こえるかもしれませんが、相手を油断させる能力って何気にゲーム開発者では有用なんです。
相手を油断させるということは「開発だけに集中している」ということにつながっていることが多いのです。
そういう人をだますのは気が引けるという人も多いですしね。
よくゲーム開発に大切なのは「素直なこと」といわれることがありますが、相手を油断させる人と素直な人は≒なのです。
■先週入籍しました
は?
は?
は?
何守田さんと
結婚してるんじゃー!
個人的には更木さんより全然ギルティでしょう!
一緒につらい仕事をしている間に愛が生まれて、なんてフィクションです!
少なくとも20年以上一生懸命開発をしてた私の身には起きませんでした!
だからフィクションです、フィクションなんだよう…
■抹消完了
何はともあれ更木さんの排除には完了したみたいですね。
よくある対処としては、大事にせず退職勧告をする感じになるのでしょう。
困るのはこれに懲りずに別の会社でまた似たようなことをする人がいるんですよねー。
残念ながらそういう人たちが一定数、生き残ってしまっているのも事実だったりします。
やっぱりゲーム制作はゲームが好きな人にやってほしいんですよね。
こういう事件を起こす人って、"ゲーム制作"が好きなのではなくて"お金を稼ぐ"のが好きなんですよ。
お金を稼ぐ行為自体を否定はしないのですが、私はやはりゲーム制作が好きな人と組みたいなあ。
『プロデューサー編』はあと2話あるようですが、今回の開発の結末を描いてくれるのですかね。
ジーガ社さんがどういう対処をするかという所も業界人としては見どころです!
■ぼくらのチェイサーゲーム Vol.3発売!
定期的に刊行される「ぼくらのチェイサーゲーム」のvol.3が発売されました!
本日読んだのですが今回は各話がかなり面白い!
こちらのレポートもすぐにアップします!